9年前の今日。
幼稚園にお迎えに行った。
息子は当時、年少さん。
幼稚園が終わった後に友達と園庭にある雪山で遊んで帰るのが日課になっていた。
当然私の日課も、雪山で遊ぶ息子を見ながら、ママ友たちとおしゃべりする事だった。
一通り遊んで、汗かいてびしょびしょになったスキー服のままの息子を車に乗せて、解散。
みんなに「また来週ねー!」と挨拶して、家路に。
運転中、クラクラ目眩がした。
それが地震だと気付かず、ホントに目眩だと思って、帰ったら息子と一緒にお昼寝しなきゃ、って思ってた。
当時住んでたアパートに着いたら、駐車場に人だかりが出来てた。
うちの下の階に住んでた奥さんが、小さい赤ちゃんを連れて部屋着のまま青ざめていた。
わたしの車を見るや、駆け寄ってきた。
「すごい地震だよ!」
わたしは、目眩の意味をようやく知った。