ぼんやりとしている間に新年がすぎて、もうはじめの月が終わろうとしている。早いものだ。いつもと変わりない良い正月だった。

 

物価高で外食をひかえるようになった。ひたすら自炊、弁当、たまに惣菜。あんなにしょっちゅう外食していたのが夢のようだ。ごく普通のファミレスですら平気で2000円を超えてくるから、人と会うだとか弁当を用意できなかった日だとかにしか利用していない。喫茶店のナポリタンセットも1500円は普通になってしまった。

 

先日、アニメ『野原ひろし昼飯の流儀』を見ていたら、マグロ丼は500円で定食は700円くらいだった。思えばちょっと前まではこの値段だった。原作の発表からアニメ化までにそんなに時間は経っていないはずなので、それだけ早く物価が上昇したということだ。これで収入が増えていればデフレ経済脱却めでたし思えるけれども税金しか増えない。だんだん干からびてゆく陸上のタコのような気持ちだ。

 

あまりにも当たり前になんでも高くなるので、小売店にうらみが向かってしまう。庶民に優しくない店など売り上げが落ちてしまえばいいのだとすら思う日もある。ただし、一斉に値上げをしているのは大企業だ。わかっている。円安に原材料・燃料費の高騰、値上げをしないと無理なのもなんとかわかる。それでも心はつらい。とにかく米価がさがることだけを希望に生きているという感じである。

 

資産運用などをしている人たちは円安で株価が上がり続けているから楽しいのだろうが、資産のしの字もない身分なので、当然財布には円しかないからぜんぜん楽しくない。貧富の差が広がってゆくのをひしひしと感じる2026年の新年だ。外では選挙カーが走り回っているが、与党も野党もカルトの息がかかったうさんくさいものなので未来が暗い。

 

せいぜい不摂生をせず、健康維持を優先して、本が読める間に好きなだけ本を読んで、心癒される植物などを観察するしよう。