1998年まで香港の空港は九龍半島の九龍城地区、九龍湾の埋め立て地にありました✈

 

周辺には険しい山々がある事や、空港付近では高層ビルが建てられないなど様々な要因により、空港は現在のランタオ島沖の赤鱲角に移転されました。

 

そのカイタック空港跡地は、空港の名残を残しつつ現在はクルーズターミナルと公園として生まれ変わっています。

 

当時の空港ターミナルは取り壊されて、クルーズ船用のターミナルに。

ターミナルの反対側は海で、かなり大型の客船も停泊出来るとか。

 

ターミナルの屋上からは360°オーシャンビューが楽しめます。

 

香港島側も。

 

朝から行ったら、殆ど人がいなくて走り放題

 


 

下の公園には、

”1998 Goodbye Kai Tak, and Thank you"

この空港が役目を終えた際に、管制官が発したと言うメッセージが残されています。

今訪れてみると、周辺には高層ビルも多くこんな都会の真ん中に空港があって、飛行機が離着陸していたなんて‼と思わされる所です。

 

当時、カイタック空港周辺ではビルの高さ制限が設けられていて、確かに近くの高級住宅地九龍塘エリアは都心部なのに今でも低層階の住宅が多いのが特徴的です。

 

 

公園は芝生広場になっていて、日中は多くの人で賑わっています。

皆さんテントを持ってきてピクニック

 

広場の端には飛行機の展示や、荷物に付けるラベルを模したベンチまで🛫

 

アジアのハブ空港として発展を遂げている香港国際空港、その大元となるカイタック空港は癒しの公園となって、今も存在しています。