ロードトリップ7日目、午前中はイタリアはベネツィアでゴンドラに乗り、長かったイタリアを抜けて、イタリアの右隣りに位置するスロベニアに入りました。
スロベニア
国土面積は20,273平方キロメートルで、205万人の人口を擁する。国土の半分以上は森林に覆われている。議会制共和国で、欧州連合や北大西洋条約機構の加盟国である。
1991年6月にユーゴスラビアとの連邦解消とスロベニアの独立を宣言した。
このロードトリップを実施しなければ気付くこともできなかったであろうこのスロベニア。正直前知識ゼロの状態だったのでスロベニアと言えばとネットで調べるとポストイナ鍾乳洞という所が丁度良さげな距離にあり、うまくいけばこの日のツアーの最終回に間に合いそうだったので有無を言わさずここを目指すことにしました。
実は昔からトムソーヤの冒険やインディージョーンズの様な冒険活劇が大好物で、鍾乳洞と聞くとどこかワクワクして来るのですw
しかもこのポストイナ鍾乳洞はトロッコに乗って鍾乳洞の中を滑走するということで、もう絶対行きたくて堪りません。
うまい具合に最終ツアーの30分前に到着し、ネットに記載してある注意事項通り、みんなでくつ下や長袖の羽織りなどを着込んでいざジェットコースターのような長いトロッコに乗り込んで鍾乳洞ツアーがスタート!
ライトアップされた美しくも神秘的な鍾乳洞の中を駆け抜けて行くのですが、想像以上に長い距離と座高の高い人だと頭をぶつけてしまうんじゃないかとヒヤヒヤするぐらいギリギリ狭いトンネルをガンガンくぐったり、突然現れる自然にできたであろう広い空間に目を奪われたり。
遊園地の乗り物より何倍も価値のあるアトラクションに子ども達も目をキラキラさせて喜んでいました。
トロッコが最終地点に到達し、そこからは順路に沿って各々が歩いて行きます。
高い場所や低い場所、広い道に狭い道、冷んやりした鍾乳洞を歩き、今夏だということを忘れてしまいそうです。
結果的に1km以上歩いて(臨月近い妻はよくがんばりました。)帰り道もまたトロッコに乗り込み、出口へ向かいます。
ところが、鍾乳洞専用駐車場の精算をしようとすると精算機がキャッシュしか使えない仕様になっており、お土産屋の近くにあったATMでユーロを引き出し、ちゃんと精算できました。
ヨーロッパ東部はまだまだその辺りの整備が行き届いていないことが垣間見え、オランダがかなり進んでいることを実感する場面でした。
閃きで訪れたスロベニアのポストイナ鍾乳洞。一生の内の忘れられない思い出の一つとして間違いなく刻まれました。
鍾乳洞ツアーを終え、良さげな山小屋風のエアビを押さえ、薄暗くなっていく山道を進み、到着すると山小屋の隣の向かいが住まいの老婦人が出迎えてくれましたが、スロベニア語が全く分からず身振り手振りでやり取りをしました。
airbnb
山小屋だけあって小屋の中は蜘蛛やハエや大きな蚊などがそこら中にいて、都会っ子の娘達が怯えるので小一時間程駆除に奔走してから持参したインスタントラーメン等で夕食を摂り、特に蜘蛛の多かった二階は誰も使わずw、一階部分の狭い寝床で肩を寄せ合って眠りにつきましたw
こんな体験もまた良き思い出です。
To be continued