2019年6月11日
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引っ越しに伴い前回お世話になった赤川クリニックより近くなった豊島産婦人科の戸を叩く。
検査薬で妊娠反応はあったので、確認という感じで、妊娠確定。さすが経験者、動じません!にやり

オープン時間に行ったのにすでに二組待ちくらいでおののくも、その後は特に混むこともなくゆったりとした待合室。
赤川先生に負けないくらい寡黙な感じの先生。

今回はこちらで産むことにしたいと思います。


6月25日
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心拍確認!
母子手帳をもらいに行く。区の職員さんがあまりに親切で、色々手厚くて、杉並区、妊婦に過保護説!
前回とちょっと変わった母子手帳、色合いが可愛い。ラブ


7月9日
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朝イチで行くも混み混みでおののく。いつも空いている訳じゃないのだよね当然。こういう時もあれば、すぐ診てもらえるときもあれば。仕方ないので雑誌や本を読んで待つ。赤クリではアイチケットで予約できたからな。
今日から妊婦健診、四年前から体重が3キロ近く増えていて驚愕。服のせいかな!!そうだった、妊婦健診では軽い服で行くというルールを忘れていた。次回から気をつけよう。


妊娠超初期からの症状メモ↓
熱っぽい、めまい、頻尿、気持ち悪い、鼻水アセアセ


生理予定日より早く始まったつわりも、日常生活は送れているからそこまでひどい方ではないのだと思う。とはいえ疲れやすいし気持ち悪いし、家ではずっとごろごろ横になりがち。あと水やお茶が飲みたくなくてオレンジジュースがおいしかったり、こまめに何か口に入れていた。なんだか石を呑み込んだような苦しさがあったので少しでもすっきりしようと。

そうか、だから体重が!

安定期に入ったらちゃんと節制してよく動こう‥とは思っているのに、安定期に入った今もまだ気持ち悪いのがある。地味に長引くつわり。息子のとびひが移ったり、風邪が2週間治らなかったり、歳もあるだろうけど妊娠中は抵抗力が弱くなっているらしく、苦労も多い。

けれど息子がこの3年半でくれた一生の何もかもが報われるくらいの幸せを、またもらえるのだと思うとどんなこともチャラだな、と思う。

過去も。これから訪れるどんな未来も。
息子も弟か妹の誕生をほんのり楽しみにしてくれている。きっと面倒見のいい優しいお兄ちゃんになってくれると思う!
あぁ、尊い。すべてが。ありがたい。


そんなわけで妊娠3ヶ月の記録でした!
(前回の妊娠の時にも同じタイミングでブログ書いていたことが判明。

安定期に入ると心理的にも安心する感じがあるのかな?)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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西荻に、ナワプラサードという、本のセレクトショップ的なお店があります。
スピリチュアル、シュタイナー、アーユルヴェーダ、ヨガ、マクロビ、宗教、自然食、植物、などなど、なんとも私の好きなセレクトなのです。雑貨も少し置いていて、そこらへんではあまり見かけないような異国のお香や、小物、アクセサリーなどもあり、興味深いのです。

小さな、静かなお店なので、小さい子供は連れて入れない雰囲気なので、仕事と子育ての合間をぬって、ごくたまにお邪魔しています。

先日ある用事に付随し空白の時間ができ、久しぶりに行ってみました。

ずらりと並んだ本のタイトルを見ているだけでも楽しい。たまに手に取っては帯や中を眺めて。どれか買いたいけれどどれにしようと悩んで。

読みたいなと思っていたもの、興味のあるものもたくさんあったけれど、結局ご縁があったのは「たすかる料理」という本。


著者の按田優子さんは代々木上原で按田餃子という店を営んでいるらしい。

お店をひらくきっかけから、出している食べ物やそこに込めた気持ち、「自由な自炊」の具体例、レシピなど、読んでいてたくさん気づきをくれる内容。

淡々としつつも、温かみのあるエッセイ。料理よりもまずその文章、人柄、エピソードに、気持ちがふっとたすけられる、そんな優しい本でした。いくつか、なぜだか泣きそうになるところもあり。


今日は何作ろう、おいしいもの、旬の安全な食材で、昨日の残りもある、これとこれはうちにある、あれは買い物しないと、保育園の給食とかぶらなくて、、
と、こんなことばかり考えているので

「自分が食事作りを怠ったら子供は生きていけない。ものすごい使命感を持って何十年も家族に食事を作る。これ、とても気力のいる営みで自炊とはまったく違うと思います。」

という一文に、優しく頭を撫でられた気持ちがしました。

食材、食べる人、よりも、作る人に寄り添った料理。あくまで快適に暮らすための料理、という、忘れがちな視点。

そうだ、自由に生きていいんだった。
楽しく過ごせばいいんだった。
そのために食べるのだから、負担になるほどの料理は本末転倒なのだ。


レシピは、スパイス使いなどが玄人すぎるからあまり参考にならないけれど、塊肉を茹でて切り崩しながら食べつなぐなんて、なんかサバイバーみたいでかっこいいし、ものぐさな私にもぴったり。ぜひやってみたいと思います。

批判する、
肯定する、
哀れむ、
委ねる、


ふと触れたひとつの言葉に、ひとりの人に、頭の中が忙しい。


どうして、と叱責したい気持ち。
そうだよね、と同調もできる。
その状況にあることをかわいそうにとも思う。
いずれにせよそれはすべてその人の問題だと、判断は保留にする。


そんな一通りの思弁を経て対象は自分自身に。


批判した自分、
肯定した自分、
哀れんだ自分、
委ねた自分、


なんてたやすく揺れ動いて騒がしい頭と心。


批判した自分を批判もできるし肯定もできるし哀れみもするし諦めもする。

肯定した自分も、哀れんだ自分も、委ねた自分もまた然り。


いつか、どこかで断ち切らないといけない迷える思考。


この状況、今の状態に一通り考えを巡らし悩んで迷ったらそこに
きっと何か気付くべきものがある。
きっと何か学ぶべきものがある。


気付いて学んで断ち切って、

きっとそれは悟りにも近い。