まーたひとりになっちまった。



いや、今年に入ってからはずっと物理的にはひとりなのだが、なんていうか、精神的な意味で、だ。



ここんとこ女友達の相談に乗ったりし、長い付き合いになるその子が今まで全く見せなかった面を見せたりしたことや、別の日記(明るい自分ver.)に知らない人が何人か書きこんでくれたりして楽しい気分だったのだが。



そういうの、一時的に途絶える・・・。それだってこれらのことは、あくまでまやかしというか、現実逃避というか、本当の希望ではない。



それだって今の僕には必要なのだ。まやかしだって、嘘のものだって。



これだけ一人で生きていきたいと思っているのに、やっぱり誰かの助けが必要なようだ。っていうか、女の子の助けが必要なようだ。


仕事終わったら、お疲れ様、って言ってくれるような。僕のつまらない話に笑ってくれるような・・・そういう生活が今まで当たり前になりすぎていた。

当たり前になると、当然のことながら、そういう人がいるありがたみも忘れるものだ。






うーむ。一人でいるのは大変だ。しかしむやみやたらと誰かと付き合えばいいってもんでもない。



でも正直言って彼女はほしい。



でもかわいくて性格良くて彼氏もいない自分の年齢に近い子など、そうそう出会えるもんでもない。




また偶発的なもの、しかも真の希望たり得ないものに期待しなければならない日々が、しばらく続く。



艱難辛苦。

今何であいまいな返事をかえしたーの、つって。



ハローもグッバイもサンキューも言わなくなって、つって。




ぜんぜん意味はないのだが。





希望と絶望は繰り返す。いいこともあれば悪いことも起きたりする。



よい気分の時もあればそうでないときも。




それが分からなかったということは、そこまで自分と向き合えていなかった、


ということかもしれない。今までは。




もう大丈夫とか、無理だとか、交互に思いながら、僕はいろんなことを忘れてく。




らせん階段のように、同じ場所に戻ってきたと思っても、


実は少し上にあがってました、ってことになってればいい。


そしてきっと、実際そうなってる。




ジンジャーエール買って飲んだ、こんな味だったけな、つって。


意味はない。たまたまくるり聞いているだけだ。





一番大事なのに、いつの間にか忘れていたもの。




プライド。

「せんもう」というらしいです。



眠りからさめる時、意識の上では起きているのだけど、見てしまう悪夢・・・


のようなもの??


手術などをしたあとに、ほとんどの人が見るという。




父がそれを見たと言っていた。


なんかに追いかけられる夢、いや譫妄だったらしい。




しかしだ。




もし眠りからさめる時、意識の上で見てしまう悪夢がせんもうだとしたら、




はっきりいって、僕はほぼ毎日見ている。




もう高校生の時くらいからずっと。




だから朝起きるといつも最悪の気分だし、やる気を出すのにすごく時間がかかる。




もしもこれが譫妄だとするなら、だが。




やっぱ精神弱いんだなぁ~。あーやだ。




僕であることに、ほとほと疲れました。

父の見舞いに行き、興味深い話を聞いた。



父は仕事上、星の数ほどの凡人と、たくさんの秀才と、幾人かの天才を見てきた。


その幾人かの天才の話を聞いたのだ。



例えば、東大に行ったAくん。


まあ東大に行くのなんて毎年2000人くらいはいるが、そういうレベルではない。


全国模試で1位を取ったこともあるような、圧倒的な天才・・・


というだけではまだ物足りない。


入学後、ハーバード大に国費で留学し、なんちゃらかんちゃら・・・。


まだ足りない。


まあ要するに東大の中でもトップクラスであり、周りの東大生に、


「A君と同じ学年で良かった」と言わせてしまうような人物らしい。



でも、見た目にはそんなふうにぜんぜん見えないらしい。



感心するのは、父の言い方を借りれば、


「本物(の実力をもった人)は、驕らない」のだという。


彼はそこまでのポテンシャルを持ちながら、調子に乗ることもなく、


周りを見下すようなこともなかった、らしい。


誰からも好かれる好人物らしい。



余談だが、周りを見下したり指導法に文句を言ったりするのは、


父の言い方を借りれば「一橋大くらい(の学力レベルの人間)まで」なのだそうだ。


まあ一橋でも十分すごいのだけど。



余談終わり。もちろん勉強ができる、というのは頭が良い、ということでは


あるけど、性格も良いのだから非の打ちどころもないAくん。


こういう人を本当に頭が良い、というのだろう。



ちょっと話してみたいよな~。


だいたい、その巨大な才能をどう生かしていくのだろう。


彼には、日本を動かすくらいの義務があるはずだ。




しかし、人間て不公平なもんだな・・・本当に。


最近僕は、学歴でいえば自分が一番、というところにいるから


少し忘れてたけど、上には上がいるのだ。しかも途方もなく。


もちろん下には下もいるし、それは思ってる以上に下だったけど、


それでも下と僕の差よりも、Aくんと僕の差の方が


はるかに大きいと思う。




そんな才能、ほしかったな。



まあそんなこと言っても始まりようもない。


比べること自体がもはや間違っている。




頭が良い人、というのは、何かやろうとする力と、何かをやめようとする力


そのどちらも異常に強いのではなかろうか。


要するに、心も強いのだ。心で悟れるのだ。


目指したいものそのものではないか。


たぶん、一人だからといって寂しがってる暇などないのだろう。




よし、下は見ないぞ!!!笑




他の天才の話もあったけど、それは割愛。


僕の凡人の悩みは尽きない。


いろいろ解決しだしたと思ったら、今度はお金の悩みが出てきた。




天才はこういうとき、どんするんだろ~。


たぶん、ひたすら頑張るんだろうな~。


っていうか、そんな状況に陥らないのか・・・。


昨日から今日にかけて特にだけど、


やっぱり、正義が負けている。




たった4文字の言葉が、親の手術のことなんて吹っ飛ばしてしまった。


たった4文字の言葉が。



そのおかげで僕は、昨日今日と、まったく無気力だ。


かろうじて通信教育の資料請求はしたのだが・・・。


こんなことに心を支配されるなんて、非生産的で、不合理で、不都合・・


それはわかっているのに。



心はいまだ、まったくコントロールできず・・・。




どんなに強がっても無駄なほど、僕は元カノに支配されている。




嫉妬、怒り、むなしさ、まだ好きな気持ち。


たった4文字が、それを再確認させた。




恨んで忘れる、他の人を好きになって忘れる。


そんな風にするのは卑怯だ。


だから僕は、胸の痛みに素直になり、痛みと向き合って消化したい。


どんなに辛くても。


そんな確かな信念を持ち、やってきたのに。


そう思えば思うほど、どんどん辛くなる。



正しいことをしているつもりなのに、


どうしてこんなに逃げ出したくなるのだ。




恨み、他の人を好きになることで、僕のことを完全に忘れた元カノ。


そうできれば、楽だろう。楽しいだろう。


もしかして正しいのはこちら・・・?


信念はゆらがなくもない。




誰か、助けてください。などと現実世界で言えたら、どんなに楽かな。




けれど、やっぱり僕にはできない。


過去に、大好きだった人を忘れるため他の人と付き合った結果、


どうなっただろうか。


人を傷つけただけだっただけではないか。



それを無視していられるほど、腐っちゃいない。


それを教訓にできないほど、バカじゃない。




元カノはそういう人の傷には目を向けず、過去を否定し、


目の前の幸せを追い求めて今まで生きてきたはず。


たぶん、結果的にはそうなる。


それも一つの生き方かな・・・。


あの子にとっては、僕だってそういうサイクルの中のちっぽけな一人なんだ。


残念だけど。




僕は違った。本気と書いてマジだった。


バカだと言われても、それが真実なのだ。


その真実を、やっぱり否定はできない。



心の傷から、目を背けちゃだめだ。


どんなに辛くても受け止めて、


次に会う人の気持ちを、もっとくみ取れるようにならないと。


幸せにできるように。




僕の人生においては、ウソやごまかしに、救いはなーんもない。




よし。


心の傷と、向き合う。


元カノを恨まない。


安易な道を選ばない。


幸せになることを急がない。



改めて、信念を再確認。




絶対に乗り越えてみせる。




正義が勝つことを証明してみせる。今んとこ惨敗だけど・・・笑





どれだけ僕が傷つこうが悩もうが、


日は昇って沈み、地球は回り続ける。


ちっぽけなもんなんだ、人間一人の存在など。



4文字の言葉がなんだったかは、まあ、どうでもいいか。

今日はいろんなことがありすぎた。




昼間は病気になった父親の手術があった。


急に病気を告白され2週間ほど、軽い気持ちで今日に臨んだのだが、やはりだめだった。


人並みに緊張し、不安になったり、ネガティブになった。



父はそれ以上だったろう。


あっけらかんとした人だけど、やはり今日はいつもと違った。


死を連想させる病なのだからそれも仕方ない。


手術室に見送った時、なんとなく、「後は頼んだ」と言われた気もした。




おばさん二人、僕、妹。待合室で4時間以上待たされた。


普段ほとんど関わりのないおばさんといろいろ話せたのも、病気のおかげか。





予定時間は過ぎたが、手術は無事終了。


父は胃を3分の2失った。


僕と妹が面会を許された。




管を何本も通され、麻酔がさめきっていない父は、とても弱弱しかった。


もちろん、そんな父は初めて見た。


どもりながらも、いくつか会話をしていたが、やはり心細かったのだろう。


妹が差し出した手を、父は握った。


もちろんそんな妹は、初めて見た。




父は、デリカシーはないし、常識もない。いつもヘラヘラしている。


病気が発覚したときだって、「30分で立ち直った」とか言っていた。



このヘラヘラが、本心なのかそうでないのか、僕は判断しかねていた。


けれど、やっぱり、あの明るさは、作られたものだった。


本当は不安だったのだ。怖かったのだ。



そもそも、病気に対して楽観的でいられるほど強い人じゃないのだ。


けれど周りの人を心配させまいと、父は気を遣っていた。


おばさんによれば、昔からそういうとこがあったのだという。



それは長男としての矜持であるとも思う。


そこらへんの父の心の動きは、僕にしかわからない部分もある気がする。




そしてあれだけ守銭奴っぽかった妹は、実は優しい奴だった。


父を本気で想っていた。


まさか父の手を握るなんて思いもしなかった。




帰り際、手を握った時泣きそうだったと、妹は言っていた。



泣きそうだったのは僕の方だ。



父という絶対的だと思っていたものがあんなにも弱弱しくなってしまったこと、


父から娘への、娘から父への愛情に触れたこと。



直視したら泣きそうで、僕は何度も目をそらした。



手術が予定時間を過ぎ、おばさん達が慌てだした時も、


実はすごく不安だったのに、僕までうろたえてはみんなが不安になると思い、


平気な顔をしていた。



父が手術室行きのエレベーターに乗って行った時だって・・・。




それは僕なりの矜持なのだ。




そして、現実から目をそらさず、見られるものはすべて見ようとしたことも。


家族の支えになる決意をしていることも。



矜持だ。長男としての。




どうやら妹はそこらへんをわかってくれたようで。


ねぎらいの言葉をくれた。


正直言って、嬉しかった。


そして父もきっと、わかってくれているだろう。




やっぱり人間である限り、利害関係や、記号で表せることが全てじゃない。


真実のようなものは、心にある。


父の胃は3分の2なくなったけど、


その代わりに、たくさんの絆を確認することができた。





それに比べたら、夜起きたことなんて・・・屁でもない。


よって、書く気もない。


ま、とりあえず、なんだって無駄なことなどないのだ。


この苦しみだって。



そんな日だった。

予想通りというか、なんというか、失恋の傷はほぼ癒えたと言っていい。



もちろんさまざまなことを思い出したりするけど、


それは過去に付き合った人たちだって同じだ。





「思い出は思い出でしかない。思い出は何の意味も待たない」


と韓流ドラマの主人公が言っていた。


って前にも書いたっけ。



確かにその通り。




いつの、だれの、良い思い出も悪い思い出も、


未来に何の影響も持っていない。




過去に救いはないのだ。





一人でいることに慣れていない僕だけど、


これくらいの胸の痛みなら、十分に耐えられるから。


今度こそ本当に、しばらく一人でがんばろう、KOBE。


まず目標は1年だ。




過去に救いはない。けど、明るい未来は、きっとくる。


やるべきこともたくさんある。




絶対にがんばる。


まだ見ぬ誰かのために。

明日からまた仕事。



正直言って、はやくこの世界から抜け出したい。



お金をためるためだけに初めた仕事だけど、いいかげん辛くなってきた。




ノリとか話題とか、どうしても周りの人と合わない。





たぶん、周りの人たちが、自信や誇りを失っているからだと思う。


それなりの人生しか歩めなかったか、もともと弱い人間なのか。



そのどちらもか。




なんとなくは染められまいと我慢してきたものの、


今は油断したら一気にひきこまれてしまいそうで怖い。




周りに染まらず、自分でいられるか。


誇りを保てるか。


倫理を保てるか。




どうかな・・・。そもそもすでに染まってきてるとこあるし。




あと1か月。




マジで戦いだ。

最近、携帯のアドレスを変えた。



それは元カノにまつわるアドレスだった。



まだつきあっている最中、彼女にちなんだ3つのアルファベット、



「erc」を入れてしまったのだ。



めっちゃ久々に変えたアドレスだったのに、彼女は去った。




そこでだ。彼女は去ったが、ついこの間変えたばっかなのに、


またすぐ変えるのも恥ずかしい←プライド



ということで、アドレスは変えず、ercに新たな意味を加えよう、



と、僕は思いついたのだった。




ercの頭文字の単語はないかと、仕事をしながら考えた結果、こうなった。



es・・・これをしたいと思う気持ちと、これをやめようと思う気持ち、その両方の根源にあるもの、とかいう意味だったかな。


respect・・・傲慢にならずに、人を尊敬する気持ち。


children・・・僕が一番大切にしているもの。子供いないけど。



es・respect・children。




結局、自分と(es)、他の人(respect)と、子供(children)を大切にしたいって意味なのだ。



我ながらいいの思いついたし、これで、アドレスを変えずに済むな・・・。





仕事をしている最中は、いろんなことを考える。


彼女は僕とは住む世界が違う人だったから仕方ないと思えば、


どうにかして元に戻れないか、とか。


苦しくて仕方ないこともあれば、そうでもないこともある。


その繰り返しだ。




結果的に彼女はすごくバカな女だった。


理性はそう問いかける。


でも本能はそうはいかない。


安いかもしれないけど、僕にとってはオンリーワンの女の子だったのだ。


幸せにしたかったのだ。




いつかこれを見たら、自分でアホだなーとか思うだろうか。


そういう日が待ち遠しい。




結局、起きてるほとんどの時間、彼女のことを考えてしまう。


あれだけ好きになったのだから仕方ないか。


まあそれでも前進してないことはないのだけど。



なんでか知らんが、すごく自分と向き合ってしまう。


自分の本心を無視して生きることだって、できるだろうに。


俺って、ほんと、バッカだな・・・。



はぁ。

実は誰もが思っていることなのか。



ほとんどの人が気づいていないことなのかは、わからない。



ただ、今日はすごいひらめきがあった。



現状を整理する意味でも、書こうと思う。




それは仕事中のふとした瞬間だった。


まだ失恋の痛手は消えず、今までもっと辛いこともあったのに、


なぜまだ心が痛むんだろ~・・・とか考えていたその時、


「ひょっとして僕が鍛えてきたものは、心ではなく、頭だったのではないか」


と思い至ったのだ。



考えてみれば、僕はいつもさまざまなことに疑問を持ち、その疑問に


何らかの答えを出すことを繰り返している。


最近は良い人間になるためにはどうしたらいいか、が主なトピックなのだが。



良い人間になるための一つの重大な思いつきが、


「弱さこそが悪」だということだった。


だから僕は、強くなりたくて我慢しなくていいことまで我慢したりしていた。


ただ、どうしても自分に勝てないこともあったのだ。


さらに、僕はよく知らない人からはお褒めの言葉をいただくが、


自分との距離が近くなればなるほど、より本能的になればなるほど、


軽蔑されることが多いのだ。



そして今日のひらめき。


いろいろ考えすぎる僕は、頭(理性)こそ発達したものの、


心(本能)を鍛えるのをないがしろにしていたのではないかと。




ということで、試しに心を鍛えたいとは思うのだが・・・。



どうやるんでしょうか?


どうなれたら正解なのでしょうか?



まったくやり方がわからないのだ。



心を鍛えるのは、何も感じなくなることじゃない。


かといって、今後起きるかもしれない悲劇のたびに、


こんな苦しみを味わいたくもない。


もちろん悲喜こもごもあるのが人間だけど、


自然な形で、悲しみはうまく処理し、喜びはうまく感じたいのだ。




もしも心が強くなれたら、その時は僕という人間が完成する時なんじゃないか。


本当に変わったと言えるんじゃないか。


そんな気がするので、時間がかかったとしても、考える価値はある。




どうしたら心が強くなれるか。


どうしたら悲しみ・怒り・悔しさから目をそむけず、かつうまく付き合えるのか。


心臓で考えてるわけじゃないのに、なぜ胸に心があるような気がするのか。


なぜ理性的な自分と、本能的な自分にこれほど差があるのか。


そもそも頭・理性と心・本能はほんとに別なのか。一人の僕なのに。




疑問は尽きないんだけど。




心(?)の弱い、ふしだらな僕は、27年かかってようやくここまできた。


心が弱く、ふしだらで、たくさん傷ついてきたから、ここまでこれた。


この問いに答えが出たら、もう人を傷つけなくて済むか?(たぶんムリ)




天使になれるのか?


いや、もしかしたら人間じゃなくなるかもしれないが。




たぶん誰も導き出したことのない、自分だけの答えを探して。




もう少しだけ、頭を使います。