先週、カウンセラーの先生と話した時、
「あの時、自分が感じている感情や思ったことが分からなくなった。悲しいって思っても、本当にかなしいのかどうかもわからず、他人が思っているような感じ」
と泣きながら話した。
先生は、「他人のようなって大切です」
その言葉を、あとでよく考えてみた。
「あっ、あの時「他人が思っているような感じ」と感じたことは正しい感情だったんだ」
そう思ったら、自分が感じたことを信じられるような気がした。
あの時は、そういう思いも気持ちも、思ってはいけない感情で、「自分がだめだから」って
思ってた。
本当は、あの人と、私がどうして悲しいのか、なんで傷ついているのか、ゆっくり向き合って話したかったんだ。
落ち込んだ時は、甘えたい。けして、けなされたり、落ち込むことを言われたくないな。
夫婦って、そういう会話って大切なんだって思うのに、
「お前が悲しんでるのは、エゴだ」
「お前が怒ってるから、楽しめない!」
「お前は本当にだめだな~」と言われて、
嫌われたくて、いいお嫁さんになりたくて、どうしてそう思うのか理由を話す勇気もなかったし、
そういう感情を抱く私が器が小さいって思ってた。
でも、怒る感情にもちゃんとした私の理由があった。
何かにつけて、私の欠点を見つけて、からかうように笑ってる。
私は、それを、明るく受け流さなきゃって、おどけてた。
普段は、やさしいのに・・・・・・・
そうしていくうちに、私は、自分の感じていることが分からなくなった。
自分を愛するってどうするんだろう
自分のあるがままを受け入れるってどうするんだろう。