ミツバチゴコロ -307ページ目
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上海に到着

10時40分関空発のNH155便に乗るため、9時頃関空に到着。
母が車で送ってくれた。
受付カウンターと手荷物検査が異様に混んでて焦る、焦る。
その割りに出国審査はあっさり終わって、搭乗10分前には登場口となる9番ゲートに着くことができた。
でも折角ラウンジを使えるはずだったのに、結局時間が無くて残念。


定刻どおり、12時前に上海浦東空港に到着。
預けていた荷物を受け取り、両替も完了。
途中で何人かの客引きに声をかけられたけど振り切って、正規のタクシー乗り場へ。
上海財経大学までは1時間弱ほどで着いた。136元也。


校門のところに立っていたおじさんに受け入れ先である「国際文化交流学院」の場所を教えてもらう。
「国際文化交流学院」では既に手続きが始まっていたが、「まず寮の手続きをしてきなさい。」ということで、「宿舎4号楼」の事務所に案内される。


そこで「住宿費」と「押金(保証金)」の合計1084ドルを支払い、「1人部屋はありますか?」と聞くと、案の定、「ありません。」
事前に大学側からはメールで1人部屋は満室だが2人部屋を借り切ることならできる、と聞いていたので、寮の管理人さんに借り切りたい旨を言うが、「部屋が足りないからアカン」との答え。
計画通りにはいかないのがやはり中国。
そこで、「じゃあ、先に2人で住んで、空き部屋ができたらそっちに移っていいか」と訊ねると、「本当は無理なんだけどね。」と言いながら結局借り切りをOKしてもらった。

部屋代と保証金(押金)を払って、部屋に荷物を置きに行く。
やたら樟脳とカビの臭いがするが、こんなものか。


その後、先ほどの国際文化交流学院の建物に戻って報到(入学手続き)をした。
学生証用の写真を2枚提出し、学費1000ドルと活動費50ドルを支払う。
学生証は2週間後に受け取れるとのこと。
その後はレベルチェックのテストになるのだが、私は去年HSK6級を取得しているので、テストを受ける必要は無いという。
「6級取得の証明書を提出せよ。」と言われたが、そんなものは予め持って来いと言われていないので、日本に置いてきたよ。
その旨を伝えると、「では、試験会場に行ってそこの老師にテスト免除の許可を取って来い。」とのこと。
結局、試験会場では紙に学籍番号と名前、HSKの級を書いて終わった。


寮の部屋に戻ると、先ほど入寮手続きをした時の管理人さんが慌てて訪ねてきて、「あなたさっき保証金の100ドルを払わなかったでしょう!」と言う。
そんな馬鹿な。領収書だって貰ったのに。
相手が言うには、984ドルの部屋代に対して私が1000ドルを差し出したので16ドルのお釣りを出し、その後私は保証金の100ドルを払わずに行ってしまった、とのこと。
でもあの時は、「1084ドル払って。」と管理人さんに言われたので1084ドルを丁度で払い、おつりは貰っていないし、払い終わった後に「そのうち100ドルは保証金だから。」と説明を受けたのだ。
私がそのことを言うと相手は「わかった。」と言って部屋を出て行った。
ところが、その後事務所の前を通りかかったときにその人に呼び止められて、「あなた、保証金を払ったかどうかをもう一度確認して、明日もう一度私に説明してちょうだい。」と言われた。
何なのー!!


夕方になると、入学手続きのときにもらった地図を頼りにスーパーを探して買物に行った。
「聯華超市」というSM業態のスーパーに入り、カップやトイレットペーパー、洗剤、柔軟剤等の必需品を購入。

荷物を置きに部屋に戻り、パソコンのインターネット接続を済ませると、また外に出て晩御飯を食べた。
小さな食堂で「港式鴛鴦炒飯」6元を注文。
白チャーハンとケチャップチャーハンがハーフ&ハーフ状態になって出てきた。
あとトマトスープも付いてきた。
それにしても、ものすごい量だ。
結局食べきれずに残してしまった。


※この日の夜は部屋でいろいろやっているうちに、就寝時間が午前2時くらいになってしまった。
中々寝付けなくて、1時間も眠れなかった。
部屋の外の音が気になっていたからだと思っていたけど、やはり神経が高ぶっていたのだと思う。

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