前回が去年の六月…。
完全に死んでました。

今、気分が悪いです。
たかが映画で気分を害す様になるなんて、年を喰った証ですかね。
「ドラゴン・タトゥーの女」を、話題性だけで観に行ったのですが、R-15に指定されている意味を読めば良かった。
グロい表現程度かと思ってたけど、まぁそれもあったけど、性的描写はなぁ。
それも、同じ女性としては苦痛でしかない代物。

個人的にはただ長い作品だった。

OPの映像は「イノセンス」みたいでした。




色々“解った”のだけど、それを表現する言葉が無くて解放出来ず。
しかしそれが出来てしまえば、とち狂ってしまうのかしらん、などと思ったり。

人によるが、緩やかに「死」とやらに向かっているのです。
拷問のような地獄のような。
9mm Parabellum Bulletというバンドをご存知だろうか。

あたしはこの9mmが大好きである。

きっかけは夏フェス。

初めて彼等の存在を知り、LIVEを見た。

今思えば、これが一目惚れというやつかも知れない。

恋愛において一目惚れなんて有り得ないと思っていたが、歌にはあった。

その時の盛り上がりとか雰囲気にも圧倒されたし、影響も受けたのだろう。

でもその場だけのものだったら、後にこんなにもハマらない。

のめり込む様に、それまでに出された彼等のCDを貪る様に聴き入り、泳いで溺れて、今もブクブクと溺れ続けている。


魅力を全て書き出せないのが歯痒いが、まず、Vo.&Gt.菅原卓郎氏が外見も中身もドストライクの男性である。

メンバーの中でも一番好きだ。

外見で言うと、まず細い。

細身の男性がタイプなので、それだけで惹かれる。

そして顔が良い。

目付きは鋭く、人によっては「目付きが悪い」と評されるかも知れないが、時々可愛い笑顔も放ってくれるのでギャップが良い。

後、血管フェチでもあるのだが、細い事もあって腕に血管が浮き出て居る。

写真でそれが確認出来たら、血管を凝視してしまうのは否めない。

何も見た目ばかり重視しているミーハーではない。

中身もとても素敵なのだ。

中身というか、作詞も担当しているのだけど、歌詞に存分に表現されている彼の独特の世界観がたまらなく素晴らしい。

言葉遊びも巧みだし、知的なところと夢見がちなところが窺える。

そして、声が好きだ。

偏見かも知れないが、ロックバンドのヴォーカルとしては綺麗な声をしていると思う。

時々少年の声に聴こえる時がある。

かと思えば色気のある男性の声の持ち主だし、自分の耳にとてもよく馴染み、直球で入り込んでくるのだ。

これは想像だけど、元々声帯が弱いのか細いのか解らないが、歌い手なので勿論声は出せるのだが、時折裏返ったりしている。

9mmファンの間では周知の事実で、それが好きでLIVEで期待する人もいる。

あたしは、歌い切ろうと裏返ろうと、声そのものが好物なので、彼の発するものなら何でも受け入れる。


これは余談だが、彼氏さんも時々喋っていて裏返る時がある。

声帯が似通っているのか何なのかは解らないが、共通点だと思っていて少なくとも喜びの意味で「おっ」となる。

(勿論、彼氏さんに関しては裏声が出ると少々茶化すのだが。)

裏返るといっても、双方決して醜い代物ではなくて、愛しさを覚える程度の可愛らしいポイントとして聞いている。


卓郎氏はずっとヘアスタイルがパーマである。

とても似合っていて格好良い。

だのに、帽子を被ってパーマが隠れても格好良い。

非の打ち所が無い位、理想を自分の中で作り上げてしまっているが、恋にはよくある事だ。

アーティストとしても好きだが、パーソナルな部分も好きなので、恋以外に今のところ例え様が無い。


そして、Gt.&Ch.滝善充氏。

作曲を担当しているが、彼は神。

というか、仙人。

この人の作り出す音のラインとか連なりとか構成とか(全部一緒か?)凄いとしか言えない。

間違いなく9mmの音の世界を創造している。

そしてLIVEでのパフォーマンスと暴れっぷり、自由っぷりがたまりません。

いつぞやのLIVEで、体を使ってギターをグルッと一回転させたのを見た時は、会場の目線全部持っていったのでないかと。


Ba.中村和彦氏。

細い。

前髪が長くて目があまり見えない。

夏でもロンTを着ている。

客への挑発がやばい。

時々シャウトで歌う。

作曲もする。

喋って居る時思ったが、この人も好きなタイプの良い声をしている。


そしてDr.かみじょうちひろ氏。

名前だけにこの人も神。

スティック捌きが半端無い。

そしてメンバーの中で一番おちゃらけているというか(良い意味で。)、ボケ担当というか、時々ツボる発言もするので面白い。

ルックスも良いし、LIVE中は凄く格好良いので、「何だそのツンデレと」思うが(あたしが勝手に思ってるだけです)。


一人一人がとにかく秀でていて、そんな彼等が結集して作られたバンドなのでこれからもきっと前進し続けてくれるだろう揺るぎ無い存在だ。


と、こんなに熱く書きなぐっても、興味を持ったり曲を聴いてみようと思う人は一人もいないかも知れない。

でも、好きなものを好きと表明し、あわよくば存在を知って貰えたらそれで自己満足の完結なので、別に良いのだ。


9mmを知れて、出会えて本当に良かったと思う。

男性アーティストの中で一番好きだ。


さて本題。

来たる26日に横浜アリーナで彼等のLIVEが開催予定で参加するのだが、ここ数日、楽しみ過ぎてずっとLIVEの事を考えて居る。

寝ても覚めても。

先日ニューアルバムが出たばかりで、予習も兼ねてiPodで毎日聴いているのだが、このアルバムが本当に神曲ばかりなのである。

「Movement」という作品。

前作の「Revolutionary」というアルバムもかなりの良作で、ファンの中でも最高傑作とまで謳われていて、プレッシャーがもしかしたらあったかも知れないが、そんな事お構いなしに今出来る最高のものを放ってくれた。

いや真面で今回のも目茶苦茶良い出来。

台風が来るとか来ないとか聞いたけど、何が起きても行きたいLIVE。

そんなこんなで今日もお勉強して(←CD聴いて)眠りにつきます。

子守歌代わりとしては少々激しいが。
フェイバリット・ムービーに「ポネット」というフランス映画がある。

今も映画鑑賞は趣味だけど、特に学生時代は、お金があればレンタルショップに行き、手当たり次第に映画を借りまくっていた時期があって、その時に出会った作品である。

観てから10年以上、ずっと好きな映画で、いまだに何回観ても、内容解っているのに泣いてしまう。

始まって5~10分位で第一の泣きポイントがやってくるのだ。

子供は苦手だけど、映画等の作中の子供(子役)は好き、というか弱い。

無垢で純粋。

それだけでこんなにも感動してしまう。

1996年の作品だからもう大分前ですが、是非観て頂きたいオススメの映画です。


初めて観た当時は自分も多感な年頃で、絶望を味わったり、自殺願望を抱いたり、精神が不安定な状態だった。

4歳の少女・ポネットが事故で母親を亡くすが、幼い故に“死”をちゃんと理解出来ず、色んな方法を考えては母親に会いたいと願い続ける。

ひたむきであり、周囲からは少し異常だと心配される程熱心に祈るのだ。

事あるごとに彼女は涙を流し、観ているこちらも辛く、完全に感情移入し、訳も解らずただ辛い・悲しいといった負の感情を刺激されていた。

共通点なんて無い、むしろ無理矢理見出だそうとする程喪失感をシンクロさせていた。

それが心地好いという訳ではないけど、その時も、今だって観る度、そうせざるを得ないものが働くのだ。

人の命ははかなくて、どんなに望んでも叶わない事があって、悲しみは悲しみでしかなくて。

混沌とした、どす黒くぬめった渦をさらに掻き混ぜられる力のあるものを求めてしまう性分なのでしょう。

好き嫌いを通り越し、そういったものに惹かれてしまうのです。

「ポネット」には最後に救いがあって、希望を残して幕を閉じます。

映画としてはこれ以上無い、文句の付け所の無い終幕の仕方です。

そしてそれに納得してない訳じゃないし、これ以外の終わり方なんて考えられません。

最後の山場のシーンでも勿論大号泣。



なのに何故か。



凄く凄く小さく、頭か心かの片隅の方で、いじけている自分がいるのです。

救われたポネットは生きる事の大切さや素晴らしさを教わります。

だけど、現実のあたしには、掴める希望は無いのです。

その決定的な違いを意識してしまったが最後、チリチリと、妬む気持ちが、聞こえるか聞こえないかの小さな音でノックしてくるのです。

虚構と現実なのだから、そもそも比べられるものでもないし、その境界線だって端から理解も納得もしているのに、見終わった後はいつも嫉妬を抱く虫の様な自分が周りを飛んでいます。

いつか自分もポネットの様に生きる事の価値を見出だしたい。

そういう羨ましさもあいまっていると思う。

10年以上経っても、「生きるって何だろう」と思うけど、ずっと好きでいられる映画があるっていうだけで実は幾許か救われてるんじゃないかとも思う。

そうやって、生きる事を考える材料だとか、喚起されるもの、刺激を与えられるものに出会って、篩にかけ、自分にとって必要なものを取り分けていけたら、洗練していくのではないだろうか。

魂とか精神とか。

自分にとってその内の一つが、この映画「ポネット」という作品なのだろう。



ちなみに。

昔、友人Kにオススメだからと中古で購入したこの映画のVHSを貸したところ、

「つまらなかった…怠かった」

という感想。

残念。

人それぞれ好みもありますから仕方ないけど。

まずは子供(が主人公の話)が大丈夫な人じゃないとキツいと思う。

沢山出てくるから。

それにしても皆可愛かった。