サーフィンのコンテストというものについて考えた | ハワイの水着HONEY GIRL:サーフィンのための水着ブランド

サーフィンのコンテストというものについて考えた


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サーフィンがある程度出来るようになると、自分がどれくらい上達したのか知りたくなるはず。サーフィンは究極の自己満スポーツだと思いますが、だからこそ、やっぱり自分なりに上達したことをこの目で確かめたいもの

確かめる方法にも色々あると思いますが、一つは誰かにビデオを撮ってもらうという方法。私も何度か撮ってもらったことがありますが、自分ではすごいワザとかしてるつもりでも、ビデオに撮られた自分の姿を見て愕然となったことが何度あることか…。ビデオはショックであると同時に、上達への近道であることは間違いないです

も一つは、コンテストに出て他人にジャッジしてもらうという方法ですか。自己満ワールドにどっぷりつかって、“自分が気持ちよければ、自分が出来ていると思っていればそれで良いのだ!”という人もいるかもしれませんが、ここであえて他人に判断を任せるという冒険…を、私もかつて一度だけおかしてみたコトがあります。今日はその冒険を通して感じたことについて

ハワイのアマチュアが大集結するLocal Motion主催のSURF INTO SUMMERというコンテストが毎年5月、ワイキキで開催されるのですが、ハワイでショートボードに乗るようになってちょっとして、友達にそそのかされてそのコンテストに出てみたわけです。

その日の波はセットでモモ  。ワイキキのクイーンズのモモでショートボード。なんて、それだけでとりあえずやる気が失せる感じだったのに、更に酷いことには、女子の部は、なんと、超インサイドで割れるか割れないか的なBaby Queen'sでヒートを行うと

これで私のやる気は既に完全に失せたわけですが、基本的に緊張しぃの小心者、そんなショボい波なのに、いざ自分のヒートが近づいてくるともうドキがムネムネで、パドルアウトするときにはそれはもう緊張MAX!そこに追い討ちをかけるように、超やる気満々のロコのアマチュアサーファーが凄い勢いで至近距離で威嚇パドルしてくるわけです

波なんか来てしまったときには、ロコアマチュアは般若の形相でパドル開始!スネサイズの波を奪う為に、隣であり得ない勢いでガシガシパドルされて、もう私としては “どうぞ、、、行っちゃって下さいな…。

小心者なくせに同時に、負けるっていうのもどうも自分的に許せない、でも緊張してるからいつものサーフィンなんて全くできない、そして何より、“なんでスネサイズでこんなに緊張しないとあかんねん!” というものすごい矛盾を感じながらの初コンテスト。こんなにやる気がなかったのになぜか1ヒート目は勝ってしまい、勝ったのはちょっとだけ嬉しかったと同時に、こんな波で勝ったところでどうでもい~わ。みたいなとても複雑な気持ちでした。

次のヒートには、ほとんどプロみたいなロコガールだらけのヒートで、もちろん撃沈。いやー、ほんとに、終わった瞬間に思ったのは “これが最初で最後のコンテストだな…。”

それ以来、コンテストはトラウマです。というか、めっちゃ良い波が保障されるならやってみてもいいかな~なんて思いますが、いやいや、やっぱキライです。

サーフィンは気持ちよくて、楽しくて、自然とにやけてしまうもの、なはずなのに、コンテストでのサーフィンは全くその反対の経験でした。気持ち悪くて、楽しくなくて、自然と口がへの字になってましたから。まー、全く向いていないってだけの話なんですが、こんな私だけに、コンテストに出る人はそれだけで凄いな~っと思います。あのプレッシャーに私は勝てません

私的には、波に乗る!というこの究極に楽しい体験を、誰だか知らない人に点数をつけられて、上手い下手とか言われたくな~い。ってカンジですかね。 サーフィンにも人それぞれ色んなスタイルがあります。そういった意味では、一番、2番がはっきりとわかるコンテストなんて出ないのに、その人のスタイルだけで誰もが認めてるサーファーっていうのは究極な存在だなー。と思う波のない火曜日でした


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