手術前のお写真
プロテーゼを利用した鼻術後の拘縮が起きてしまったら
皮膚が引っ張られ、鼻が上向きになり、鼻の穴が見えたり、鼻柱が陥没することがあります。
また、お肌が薄くなってプロテーゼが露出され、
ひどい場合はプロテーゼが曲がってしまい非対称の現象が出てしまうこともあります。
当院で手術を受けた患者様の症例をお見せします✨
拘縮鼻でも拘縮鼻手術が悩みで
ご来院いただいた患者様のお写真です。
他の患者様と違い、お鼻の方が上向きになり、切開痕が見えてストレスを受けられた方です。
正面から鼻の穴と切開線が見えます。
側面から見ると鼻唇角が上がっていて、鼻柱から鼻先につながるinfra-tip-lobuleが大きくなる、
俗にいう拘縮現象が生じたようです。
手術のための7番目の自家肋軟骨を採取し、軟骨、骨膜も同時に採取しました。
でも、鼻筋はプロテーゼを使うことも、自家肋軟骨を使うこともあります。
原則として構築鼻手術では自己組織を使用することが望ましいが、手術時間が長くなり上の写真のように
軟骨を大きく採取して使わなければならないので、負担をお持ちの患者さんはお持ちです。
もう一つの心配事は、自己肋軟骨の曲がり、ワッピング(wrapping)現象です。
術後一日目
眉間、鼻筋、鼻先が腫れていますが、回復がよく、おおよその構築が行われた鼻の形が矯正されて見えます。
術後3日目
鼻の奥の綿を取り除いた状態です。
鼻筋にまだ内出血が見えますが、全般的な腫れは落ち着いてます。
手術後一ヶ月目のお写真です。
眉間と鼻先の腫れが落ち着いて鼻の形も治り、
患者様も大満足しました。
術後、時間順にお写真をお見せする理由は、
患者様が回復過程がどのように変わるのか気になっているからです。
個人差があり、手術の程度にもよりますが、おおよその回復過程を参考にしていただければと思います。
手術後2ヶ月目のお写真です。
全体的な鼻の形はよく維持されていて
たまに「鼻先が赤く見えてたり、鼻筋に境界部分が感じられる」だと言いました。
拘縮鼻手術や再建手術は
皮膚が引っ張られ上がってから再び伸られることなので
鼻先が再び引っ張られないように、軟骨を十分に丈夫に固定させます。
それで、初期回復の過程を経て内側の傷の反応が終わるまでは
鼻先が引っ張られたり赤く見えることがあります。
術の過程では問題が生じないように真皮や軟骨膜で補強するが
水ぶくれができたり、色が赤黒く変わったりすると、肌が耐えられないので、再校正が必要になることがあります。
このような現象、ワッピング(warp、曲がる)現象を予防するために様々な方法があります。
以前は軟骨の中にワイヤ(K-wire)を入れて反りを防止したり、
また、軟骨を小さく切り分けて骨膜や軟骨膜で包んで挿入する方法も試みられています。
それぞれの方法には長所と短所があり、現在では軟骨に溝を掘って一方に曲がらようにしています。
しかし、それでもワッピング現象(warp、曲がる)が発生することがあります。
その場合には、十分に変化を確認し、再矯正を行います。
上の写真のように、大きな軟骨を移植させるため、曲がった部分だけを伸ばしたり、矯正させることができます。
この患者様のケースは、ワッピング(曲がる)現象よりは
自家肋軟骨がお肌に触れないように、軟骨膜をかぶせて移植させたんですが
この部分が生着する過程で、少し右に傾いたと思われます。
拘縮鼻手術や再建手術の場合、
手術範囲が広く、組織が多いため
ダウンタイムでこののような変化が生じることがあります。
ですから、十分に経過を見て、状況に合わせた治療や矯正が必要だと説明させていただきます。
⏏こちらが術前と術後の 3 ヶ月後のお写真になります。
🔼術前後の患者様の自撮りです。
患者様のコンプレックスだった鼻の切開痕が見えなくなり
全体的な鼻の形が気に入って大満足していたと言いました❣
病院や医師の立場も同様に、最後の手術になるように心がけています。
しかし、回復過程で若干の変化や一部の再校正が必要な場合が発生することもあります。
このような部分についての十分な説明を聞いて理解した上で、手術を決めていただければと思います。
オネスティ美容外科 では
安全を最優先にし
代表院長が直接
カウンセリング、診療、手術を行っております
お悩みやご質問がございましたら、
オネスティ美容外科 にお問い合わせください。
ご相談&ご予約はこちらから
<参考文献>
1. Use of Autologous Costal Cartilage in Asian Rhinoplasty. Park, Joo Hyun; Jin, Hong Ryul
Plastic and Reconstructive Surgery: December 2012 - Volume 130 - Issue 6 - p 1338-1348
2. Dorsal Augmentation with Autogenous Rib Cartilage. Jack P. Gunter; C. Spencer Cochran; Vincent P. Marin. Semin Plast Surg 2008; 22(2): 074-089
3. A Novel Autologous Scaffold for Diced-cartilage Grafts in Dorsal Augmentation Rhinoplasty
Jamal M. Bullocks, Anthony Echo, Gerardo Guerra, Samuel Stal & Eser Yuksel. Aesthetic Plastic Surgery volume 35, pages 569–579 (2011)