私の職場もそうですが、最近はほとんどのトイレの洗面所では手をかざせば自動で水が出てきてくれて、手を洗い終わったら勝手にとまってくれるようになっています。むしろ最近ではそれが当たり前になっていて、手で蛇口をひねることのほうが少ないのではないかと思います。ところがちょっと古いお店などのトイレに入ると、自動ではなく手動のタイプのところがありますが、次のような経験をされたことがある人も多いのではないでしょうか。手動のトイレを利用したときに、前に利用した人が水を止めるのを忘れていて水が出っ放しになっているのを目撃した。もしくは自分が使った後に水を止めるのを忘れてしまった。(本人は気づいていない場合が多いですが)
覚えてはいませんが、初めて自動で水が出る洗面所を利用したとき、手をかざすだけで水が出てくれるとはなんて便利なんだろうと思ったはずです。それがいつの日かあたりまえになって、今では自動で水が止まるものだと思い込んで出しっぱなしにしてしまったりするようになってしまいました。
この例はとっても小さい話ですが、我々は昔に比べたらずいぶんと便利で快適な世界に生きていると思います。いまの当たり前は昔のあたりまえではない、今は当たり前だと思っていることでも実はよくよく考えると幸せな事なんだと思います。
人間は今よりも少しでも便利で快適で出来ないことが出来るようになる時に幸せを感じるのかなとおもいますが、でもそれがいつか当たり前になって幸せとは思わなくなる。本当は恵まれているのに幸せを感じることができなくなってしまう。今の日本人はそういう人が多いのではないかと思います。日々の小さな幸せを改めて感じることが出来ると、それが積み重なって満たされている気持ちになれる気がします。