私には兄妹のように仲の良かった大学の先輩がいました。卒業後もそれは変わらず、たまにごはんやカラオケに行ったりしてました。
でもある時から、先輩の言動に疑問を持ちはじめ、最終的には怒りにも似た嫌気がさして私の方から距離をとりました。
疎遠になって数年。
こんな夢を見ました。
――――――
その先輩と再会しました。
会った瞬間、嫌な気持ちはなく“懐かしい”という気持ちで自然と笑顔になっていました。
そして無意識に
『先輩、なんかいろいろゴメンネ…』
と謝っていました。
え?なんで私が謝るんだ?
と内心思いながらも、もう言葉は出てしまったし、その空間はとても穏やかだったし、時の流れに身を任せ状態でした。
すると先輩も、
『いやぁ、俺の方こそ……いろいろゴメンネ』
と謝ってくれて、胸の中のモヤモヤが一気になくなりました。
ああ、よかった( ̄▽ ̄)
そうして、二人は川下りへ出掛け、急流で知られている有名な川のだいぶ上流から下りはじめました。
体は左右に前後に激しく揺さぶられ、吹き飛ばされて川に落ちそうになりながらもそれはそれはもう楽しくて、ずぶ濡れになって舟をおりました。
ずぶ濡れだね~(^Д^~)
とキャッキャ言いながら、川原で焚き火をして服を乾かしていると、いつの間に連絡をとったのか大学時代のサークル仲間がやって来ました。
よし!じゃあ久々に飲もうぜ
(^o^)/
と、仲間の部屋に行くと、もうコタツが出してあって、体も冷えてたから
『お!用意がいいねぇ♪』
と超ご機嫌♪
あ~♪
あったかい(〃▽〃)
とコタツで丸くなっている……
――――――以上ここまでが、
夕べ見た夢のお話。
あの仲直りでほっとした感情は、目覚めと共に消え去って、すぐさま虚しさへと変わるのでした。
小学生に戻ってる自分。
知人の家に遊びに行くと玄関付近を工事していた。
レンガを埋め込んでいるように見えたが、よ―――く見るとそれはレンガではなく“ランドセル”。
ランドセルが土のなかに整然と埋め込まれていた。
ランドセルは部屋の中にまで山のように積み上げられている。
『あぁ、いまのエクステリアはこういうのが流行ってるのか…』
そんなことをぼんやりと思いながらそこを去った。
―――――以上
夕べの夢の話。