◇隔週刊CDつきマガジン


ハイ!しっかり買いました(笑)



hone-bone-0531さんのブログ



~ 言葉の壁を越えて 三者三様の上方落語 ~


地域ごとの言葉が、まだ豊かに息づいていた時代。

東京の落語は正当な江戸弁でなければというお客も

多かった。


そんな東京で、上方言葉でしゃべる上方落語を

理解してもらうのは至難の業だ。


小南、百生、小文治の三人は、いずれも東京で

上方落語を演じたが、そうなった経緯は

それぞれに異なる。


小南は東京で弟子入り。百生は晩年に圓生門下に。

小文治は大正6年に上京。


言葉の壁を乗り越えて名を馳せるまでの三者三様の

軌跡を追ってみたい。


                   ~ 付録誌より抜粋 ~



◇落語 昭和の名人 完結編 23


二代目 桂 小南(かつら こなん)

二代目 三遊亭 百生(さんゆうてい ひゃくしょう)

初 代 桂 小文治(かつら こぶんじ)


定価 1190円 CD 68分 小学館


二代目 桂 小南◆貝野村(かいのむら)

二代目 三遊亭 百生◆宿替え(やどがえ)

初 代 桂 小文治◆尻餅(しりもち)



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大阪弁が、今とは比較にならないほど浸透していなかった

東京の落語界で上方落語を演じる三人。


東京の人達にわかりやすく演じる為には、言葉の置き換えや

省略などのさまざまな工夫が必要だった。


上方落語を聞き慣れた人には違和感を覚えるかもしれないが

それぞれに独自の芸風を築き上げた。


小文治師匠の「尻餅」は、年末の餅つき風景を描いた噺です。


餅はつきたし、金は無し。貧乏長屋の隣近所に見栄を張ろうと

女房の尻を叩いて餅つきの音を出すというバカバカしい噺です。


変わった嗜好をお持ちの方には喜ばれるお噺かもしれ…?

おっと~、あぶない、あぶない(笑)