最近、気分が落ち込むときよく自分の死について考えてしまうことが多いんだけど

そのとき、例え自分で最期を選ぼうとも、選べなくとも、残されたぬいぐるみたちはどんな気持ちになっているんだろう と思う


いま文字を打っている時もマイメロディのぬいぐるみがわたしのことをじっと見つめていて、寂しそうな感じがする


8年ぐらい共に過ごしてきたIKEAの犬のぬいぐるみも、家を越した時一緒に寝れない悲しさで大泣きしたたこのぬいぐるみも、あかちゃんのときにお世話になったきりんのぬいぐるみも、


わたしが居なくなったら、わたし以外がどうやって幸せにする?


もうこの世界からいなくなってしまいたいときも、ぬいぐるみは否定も肯定もしてこない


無だから


そんなぬいぐるみたちに、わたしは思い出という名の情をぬいぐるみに被せ、


愛おしく思い、大事して、布が詰められただけの無機物に思いを馳せる


ぬいぐるみはただの無機物


でもそれを忘れさせるほどぬいぐるみは強烈な思い出を残させてくれる


そんなぬいぐるみたちを


わたし以外がどうやって幸せにする?


思い出はわたしの中にしか存在していない


わたしが秘密のことにしてしまえば誰もわたしたちの思い出を知ることはない


つまり他人から見ればぬいぐるみはただの布切れ


どれだけプリティーな見た目をしていても、どれだけ民衆に人気があるものでも、どうせただの布切れ


わたしはぬいぐるみを人間同然だと思って接しているけど、それはわたしとぬいぐるみが沢山関わってきたからで、、


もし、わたしがこの世に居なくなったとき、


残されたぬいぐるみたちは、たぶん寂しい


だから、自分で自分を切りつけそうになったとき


このぬいぐるみたちに苦しめられながらも、冷静を保つことができる


正直うれしくはないけど


ぬいぐるみは好きだけど、ぬいぐるみのせいでしぬこともできないとなるとちょっと嫌。




わたしを見つめてくるマイメロディ


(通称:まいめろちゃん)