野獣のナンバー。(前編)← はこちら。
結果から言うと、最終ラウンドまで
お互いノーガードで攻め合った試合
はドローとなった。
一緒に乗り換え手続きに来ていたレ
フリー役の嫁さんが怒り出したから
である。
試合時間は延べ3時間に及んだ。
そのうち乗り換え手続きに要した時
間は15分ほどである。
D社の店員達は皆、インカム(ヘッ
ドセット)を装着している。

<ヘッドセット/資料画像>
応対中、担当氏のイヤフォンにも指
示が入ったのか、襟に着けられた小
型マイクに応答していた。
「…はい。×××です。大丈夫です」
×××のところには3つの数字が入
る。
お店に迷惑が掛かるのでここではそ
の数字は書かない。
しかしこれは何かの符丁ではないだ
ろうか。
僕の知人に銀行員がいる。
知人の話では銀行に強盗が押し入っ
た場合、事を荒立てないために、ま
たは強盗に気付かれないように、
「会長がお越しになられました」の
符丁によって各機関に通報するとい
う。
そうするとあの3つの数字はこう解
読できるのではないか。
「…はい。* ヘビメタバカが来まし
たが、僕一人で大丈夫です」
ヘビメタバカだからといっても、そ
の数字が666とはかぎらない。
Iron Maiden /
『 The Number of the Beast 』
Steve Harris (b)
Dave Murray (g)
Adrian Smith (g)
Bruce Dickinson (vo)
Nicko McBrain (dr)
魔力の刻印/アイアン・メイデン

¥1,512
Amazon.co.jp
* へびめたばか【ヘビメタバカ】
熱烈な音楽マニアの意。
アーティストよりもそのファンたち
との交流を好む。前夜祭、後夜祭の
ためなら会社を半ドン有休にする。
しかし体力に自信がなく、アリーナ
で騒いだ後はスタンド観戦する。そ
の間、居眠りすることもしばしば。
主にグループ行動だが集合、散開を
好み「野獣」「追っかけ」「ヲタク」
とは一線を画する。