自衛隊イラク派兵差止訴訟陳述書集は290ページあり600円で販売しています。
大日本帝国の侵略戦争とイラク戦 菊池定則 84歳 前橋市
 私は当年81歳大日本帝国に青春を送り大陸戦線にたち同僚の殆どが戦死しています。私は傷痍軍人として一足先に内地に帰ってきた為生き残りました。この経験から反戦平和運動を生涯の義務と考えています。戦後高校の教壇にたち、「教え子を戦場に送るな」と反戦平和教育に徹してきました。役職は教諭、教頭、校長でした。定年退職後も群馬県平和委員会会長、原水爆禁止日本協議会総務担当常任理事、群馬原水協代表理事外多くの平和民主運動の先頭を切っています。私の同僚はじめ国内外の多くの犠牲者の上に立って生まれた憲法は何としてもまもらなければと思っています。平和国家日本が滅びることになると考えています。大日本帝国が敗戦によって滅びいままた再び平和国家として成立してきた日本が再びほろびることは私にとってたえられないからであります。明らかに今回のイラク自衛隊派遣は憲法に違反するものであり、人道支援と表現するのは嘗ての大日本帝国もそうでありました。いつも侵略者は人道支援を口実にします。他国に勝手に入ってあなたたちを助けてやるというのは侵略者の常套手段に外なりません。これに加わっているのが日本自衛隊でしかもアメリカ軍の指揮下にあります。即時撤退を求めます。