苫米地さん、有名ですがやっとこさ図書館で借りて読みましたよ。
苫米地さんといえば、「洗脳広告代理店 電通」などの脱メディア宣言が有名ですが、この方、脳科学者なんですね。
理論的な文章がとても面白かった。
テレビやマスコミによる、洗脳、がとてもわかりやすく書かれています。
よく日本のマスコミでは誰か悪い人を作って攻め立てる構造がありますが、責めるべきは個人ではなく、システムであって、そのシステムの上で甘い汁をすっている人がいる。
逮捕されたり、マスコミに攻撃を受ける人はそのスケープゴート(いけにえ)であって、真犯人ではないことが多いのです。
これには納得。
またドラマなどで何気なく目にする商品、服装が刷り込みとなって、観る人の価値観を形作っていく。これって結構こわいですよね。
自分がいいなと思っているものは、本当に自分が欲しい必要なものか?
誰かに作られた価値観ではないのか?
また自身が主催している、P2P(ピアツーピア)という独自のネットTV(YOU TUBEよりも進んだもの。個人がネット上で生中継ができるシステム)を紹介しています。
これ、もう始まってるみたいなんですけど、すごいです。
個人がそれぞれの発信局になるわけで、スポンサーの顔色をうかがう必要もないですし、本当の情報が林立しそうです。
GOOGLEのように巨大なサーバーを持ち、天文学的電力を消費する必要もない。あと、ネットに強い苫米地さんだけあって、日本の主要都市銀行の顧客データがほぼアメリカにあるサーバに保存されているということも言ってました。
私の個人情報もアメリカに保存されてるってことやな。それってどうなの、安全なの?
ちなみに苫米地さんは今回の選挙で北海道4区から出馬するとか。対抗馬は消費税増税に賛成した 民主党の鉢呂吉雄で、まあこれは苫米地さん勝つでしょうね。
surouninja.blogspot.jp/2012/11/1268.html
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