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「パニック障害の本当の原因がレメディーで改善したケース」30代女性


【主訴(症状)】 2009年10月2日

① パニック障害を改善したい。

7年前に付き合ってた恋人が、自分の妹とも交際していた事が発覚。
そのショックからか、動悸息切れ、喉の詰まり 喉に心臓があるような
症状が出て、パニック障害と診断される。その後薬を数年飲む。
特に天候の悪い冬場に悪化。現在は薬まで飲むほどではないが、
最近になり症状が頻発。


② 男性恐怖 人間不信を改善して結婚したい。

前の恋人の件から 新しく恋人ができても不信感や妄想ばかりが募り、
自分からすぐ関係を壊して長続きしない。 このままだと結婚も出来ない。
乗り越えて人も自分も許したい。


 
初回 2009年 10月2日


【1回目 レメディー選択の考え方】


・トラウマ以来のパニック、動悸、息切れ。劣等感。
 他の人の言葉に傷つき易い。腰痛。 細胞に染み付いた心の傷。
 体のねじれ。


・生理が来て2日目ぐらいにものすごく悲観的になったり、
 攻撃的になったりで毎回パターンが 変わり性格まで、一変してしまう。


・仕事がガラス工芸の職人の為、作品創作で昼夜逆転の生活パターンが多い。
 動悸の時、心臓を手で捕まえられているような感覚のときがある。




【レメディー】

Thym-gl.(胸腺のレメディー):動悸、息切れ。トラウマを体験して以来、
自分の中に閉じこもって しまった。劣等感。物悲しさ。感情の抑圧、虐待の犠牲。
意思疎通能力の欠如。自分と非自己の分離。


Emer.(エメラルドのレメディー):トラウマや悲しみの後の悲嘆。犠牲者。
苦々しい思い。無条件の愛が困難。 細胞に染み付いた心の傷。 
人の言葉、態度、人間関係にとても敏感になっている人。(怒られるとパニックになる)。
過去の出来事を赦すことができない。 再び人をそして自分を信じる力を取り戻す。 


Sep.(女性ホルモン):生理不順 生理の度ごとに性格も変わってしまう。便秘。
エネルギーの枯渇。

Cact.(サボテンのレメディー):睡眠の昼夜逆転。心臓を手で捕まれたような感覚。




【経過】

2009年11月本人談; レメディーを摂ってから、動悸が出なくなった。
しかし、鼻詰まり鼻水が止まらないし、微熱も続いて喉も痛い、カゼの様な
症状が続いたままの1ヶ月だった。 しかし、精神的なものは画期的に変化
したことを実感している。心の引っかかりが前の恋人や妹の事だと思い込ん
でいたがそうでなかったことがわかった。 前の恋人より以前に付き合って
いた人(結婚を考えたし子供もほしかった、家族になれると想像できた唯一の
人であった)との思いがいまだに癒されず、くすぶりつづけていたのだったと
わかった。レメディーをとって全ての事がここから来ていると自覚でき、思
いが癒されていった。さらに信じられないことにその数日後、その当人から
約8年ぶりの電話があった。「今度、結婚することが決まった。あなたにだ
けは知らせておきたかった。」と、自分の中で止まっていた時計が動き出し
たような、すがすがしい感覚と同時に、頻繁であった動悸、息切れが消失し
ていった。



2回目 2009年 10月28日 


【2回目 レメディー選択の考え方】

・お腹をこわすことを分かっているのに暴食したくなる。
・1ヶ月続いたカゼの諸症状。 鼻水鼻詰まり。 微熱。 喉の痛み。
・生理前に 背中・肩・首・腰・が痛い、どちらかと言うと左側。
・自分は裏方で人を手助けしたい、喜ばせたい欲求がある。


【レメディー】

Lac-c.(犬のお乳のレメディー):仲間が好き、子供好き。
犬のような空腹感。犬のようにあつかわれた。自信を持ちたがっている。
自分らしさの表現を許されていない。


Lach.(毒蛇):罪悪感。左側全体が悪い。 
生理前症候群(生理前悪化、生理後好転)。




RX Chroni-inf.(慢性インフルエンザ):松果体活性。慢性疲労。慢性カゼ症状。


 Rainbow(虹のレメディー):2つにわかれたものの橋渡しをする
(家族間の争いなど人間関係)。調和と平和と浄化。
愛と感謝。許し。長年の行き詰まりからの脱却。高い霊的レベルへの導き。


【経過】


2009年12月本人談;生理痛が和らぎ、去年より体が温かくなり、
軽くなった。 今までの人生は自分では何一つ行えていない、結果を
だしていない、と常に悲壮感に囚われていたが、その呪いが解けた様
な感じがある。 川があったとして、この流れに乗ればいいのに、
傍観者として川岸にいるイメージであったが、今は、素直にこの流れ
に乗ればいいのかな、と思える。最近、叔母の法事で会った遠い親戚
にお見合いを勧められた。初めて素直にいいかなと思えた。2010年
春にお見合いをしたが、残念ながら縁が無かったとの事ですがとても
前向きである。




【考察】


最初は動悸、息切れのパニック症状が主訴で 原因が恋人と妹の裏切り
行為ということで、クライアントの表情も暗く視線も下向き加減、人間
不信、自己卑下にまみれ出てくる言葉も自分が悪い、自分を信用できな
いと言うものが多かった。しかし、2回目の相談会時、入室の際の表情
もすっかり明るくなり言葉も力強ものになっていた。そのことだけでも
大幅な改善が見て取れた。クライアントが思っていた原因でなく、さら
に奥深くの原因にまでレメディーが作用し、 8年ぶりに元恋人が連絡
までくれて、パニック症状のみならず、人生観そのものまで大きく変え
てくれたと本人も大変感激している。 その後は、症状はありがたい、
原因は外にはない、いろんな嫌な事があっても、気付くため、乗り越え
るため、より良くなるためと思えるようになったそうである。 本人の
意識していなかった原因をあぶり出してみたり、8年も連絡の無かった
元恋人の潜在意識に作用し偶然の一致を作りだしたホメオパシーのすご
さを、私自身目の当たりにした症例となった。