地震予測
北海道・青森県
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要注視:北海道釧路・根室周辺
(4月ごろまで注視) 

釧路・根室周辺はやや沈降が見られます。 阿寒2の隆起は続いています。 

要注意:北海道道南・えりも・青森県
(3月ごろまで注意) 

苫小牧沖で小地震が起きています。
幕別で5.0cmの週間高さ変動がありました。
えりも岬周辺は隆起しています。
えりものPv観測点で異常が現れています。 

Pv観測点情報(小地震も予測対象)
[北海道釧路]
 ○異常なし→地震なし
[北海道えりも]
 ○3月2日、3日、4日、14日、19日に異常変動→3/10浦河沖地震(震度2)
[青森むつ]
 ×異常なし→3/9青森県下北地方地震(震度3)


東北地方・北関東
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要警戒:東北・北関東の太平洋岸、奥羽山脈周辺
(4月ごろまで警戒) 

3月23日に宮城県沖を震源とする地震(M5.1、震度4)が発生しました。 3月14日掲載のAIの危険度マップでも危険度5のエリアでした
岩手県沖、秋田県内陸北部、福島県沖、福島県浜通り、茨城県沖で小地震が起きています。
東北地方はほぼ東方向の水平変動をしています。 活発な水平変動が途切れる地域にあたる岩手県北部および福島県にひずみが貯まっています。 

Pv観測点情報(小地震も予測対象)
[宮城気仙沼]
 ○3月19日に異常変動→3/23宮城県沖地震(震度4)
[山形村山]
 ○1月28日に異常変動→2/26福島県沖地震(震度4)


南関東・北信越地方・中部地方
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要注意:南関東周辺
(4月ごろまで注意) 

八丈島東方沖、茨城県南部で震度3の地震が起きました。
小笠原諸島の硫黄島1で4.3cmの週間高さ変動がありました。
関東地方は全般的に隆起しました。しかし駿河湾沿いは沈降が進みました。 茨城県の石下も沈降を示しています。 三宅島には3点の電子基準点がありますが、この7年間隆起傾向が続いています。 三宅島が隆起し、青ヶ島が沈降していてその高さの格差は7cm近くあります。 伊豆諸島周辺にひずみが貯まっています。 

要警戒:北信越地方・岐阜県
(5月ごろまで警戒) 

佐渡付近で小地震が起きています。
福島県と栃木県の県境にある那須岳の近くの那須2は異常に大きな隆起をしております。 火山の影響が考えられます。
佐渡島および対岸の新潟県の水平変動が活発です。新潟県はやや沈降が広がりました。 

Pv観測点情報(小地震も予測対象)
[茨城鉾田]
 ×異常なし→3/13千葉県北東部地震(震度3)
[東京世田谷]
 ○1月31日、3月5日に異常変動→2/26福島県沖地震(震度4)、3/13千葉県北東部地震(震度3)、 3/18千葉県北西部地震(震度2)
[神奈川小田原]
 3月5日に異常変動→引き続き観測
[神奈川三浦]
 ×異常なし→3/18千葉県北西部地震(震度2)
[静岡御前崎]
 ○異常なし→地震なし
[長野茅野]
 ○2月21日に異常変動→2/26福島県沖地震(震度4)
[石川小松]
 ○異常なし→地震なし


近畿地方・中国地方・四国
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要注意:南海・東南海地方
(3月ごろまで注意) 

紀伊水道で小地震が起きています。
高知県の室戸岬および和歌山県の潮岬が沈降しています。
水平変動が散見されますが、まとまった動きでないため留意しておく程度にします。 

要注意:鳥取県・島根県周辺
(4月ごろまで注意) 

中国地方は隆起と沈降がまだら模様で不安定です。
東日本大震災以降、日本海側は緩い沈降傾向を示していますが、瀬戸内海に面しているところは緩い隆起傾向にあります。 

Pv観測点情報(小地震も予測対象)
[三重志摩]
 ○異常なし→地震なし
[和歌山潮岬]
 ○異常なし→地震なし
[高知室戸]
 ○異常なし→地震なし
[鳥取]
 ○異常なし→地震なし


九州
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要注視:九州北部
(3月ごろまで注視) 

2016年4月に起きた熊本地震の影響はまだ続いています。
この地域はやや隆起が進みました。 福岡県はまだ沈降が広く分布しています。
熊本地震で大きな変動をした地域の北側(主に福岡県)の沈降、東側(主に大分県)の隆起、 南側(主に熊本県南部)の沈降、西側(主に長崎県・佐賀県)の隆起の4つのエリアがはっきりと分かれてきましたが、 その境目はひずみが貯まっています。 

要警戒:九州南部
(3月ごろまで警戒) 

今回隆起が進みました。
水平変動もまだ活発です。
宮崎県と鹿児島県の県境にある新燃岳で火山活動が続いていますので、周辺の変動を監視しておくことが大切です。 

Pv観測点情報(小地震も予測対象)
[北九州]
 ○異常なし→地震なし
[宮崎]
 ○異常なし→地震なし


南西諸島
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要注視:南西諸島
(4月ごろまで注視) 

奄美大島、沖縄本島、先島諸島とも水平変動は活発です。