引き続き、Benjamin氏の情報です。

トランプ氏、一癖二癖、、、、ありそうですね。

以下

 


 ◆ トランプの最新スキャンダル、アジアと欧米の攻防戦
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≪2017/01/16  VOL399≫


トランプ新政権が正式発足する前に、世界権力ゲームの主要プレイヤーたちが
最終決戦に備えて駒を進めている。

まず、先週12日から「アメリカの軍・諜報当局の派閥」 が大量の戦車と装甲車
をポーランドに配備し始めている。この動きは、建前上「ロシアの軍事的脅威に
対抗するため」とされ、一方のロシア政府も「ロシアの国益と安全を脅かす行為」
として対決姿勢を打ち出している。しかし実際には、アジアへの対抗措置として
ロシア・アメリカ・ヨーロッパの軍・諜報当局の派閥が進める「キリスト教同盟」
創設に向けた軍事的準備の一環である。
http://www.anonews.co/us-military-ww3/

それに対してアジア勢は、鉄壁の防御体制を備えるとともに、金融や政策などの
ソフト・パワーを前面に押し出し、欧米以外の国々との強い団結を模索してい
る。
いずれにせよ、トランプ政権が1月20日に正式発足してから交渉を含む本格的
な攻防戦が開始されることになる。



【 欧米とアジアの動き 】

これから始まるその攻防戦の結果を占うために、まずは欧米側のカードから
見ていきたいと思う。まず、「ロシア、アメリカ、ヨーロッパ(キリスト教同盟)
+日本、韓国」が同盟を組めば、軍事面では「中国+その賛同国」よりも圧倒的
に強い。それを踏まえて、トランプ新政権の国務長官に指名されたレックス・
ティラーソン(石油大手エクソンモービルの前CEO)は、先週11日の聴聞会で
「中国による南シナ海の人工島建設とアクセスを中止すべき」などの過激発言
を展開している。ティラーソンが自信を持ってそう言い切ったのは、戦略が遂行
されれば、その軍事同盟に「中国を制圧するだけの能力」があることを知ってい
るからだ。

しかし、それを受けて中国側も欧米側にメッセージを発信、彼らが伝えたのは
「1979年に起きた中越戦争の際、ベトナムに加勢するロシアが中国領土に大き
な戦車部隊を率いて侵入したが、鄧小平がそれを水爆(熱核兵器)で打ち負か
して阻止した。この出来事は歴史の闇に葬られたが、実際に戦車の残骸は今でも
残っているし、グーグルアースでもそれを確認することが出来る」との内容だっ
た。ようするに、「昔から中国は、必要があればいつでも全面核戦争のカードを
切る用意は出来ている」というメッセージである。
また、先週13日には中国共産党機関紙「環球時報」の英語の論説記事を通じて
「南シナ海の人工島へのアクセスをアメリカが阻止するなら、大規模な戦争を
行う覚悟が必要だ」 とトランプ政権の裏にいる欧米勢に向けて警告を発して
いる。

それに対して、今度は欧米側が「核兵器より強力な秘密兵器」の存在を水面下で
アジア側にチラつかせている。それには天候兵器や地震兵器、電磁波兵器…等々
が含まれていて、欧米側は「中国側と全面戦争になったとしても勝つ算段がある」
と話している。もちろん、欧米側も今すぐ本気で戦争を始めようとしているわけ
ではない。世界権力ゲームの勝負を決める最後の交渉手段として、自分たちが
持つ最強のカードである「軍事力」をきったに過ぎない。
その他に考え得る欧米側のカードとしては「高関税を課して中国製品の輸入を
制限する」という脅し文句くらいだろう。



【 交渉カード 】

しかし、欧米側が持つ「軍事力」のカードに「輸入制限」の脅しを掛け合わせた
としても、アジア側が持つカードの方が強いかもしれない。

前号【VOL398】でも述べた通り、IMFが購買力平価をベースに算定した各国
GDPの比較データを見る限り、アメリカ、ヨーロッパ、日本のGDPを合わせ
ても世界GDPの36%程にしかならない。しかも、ヨーロッパ諸国は中国主導
の「アジアインフラ投資銀行(以下AIIB)」に加盟するなど既にアジア勢との
連携を始めていて、また他の地域の国々も合わせるとその加盟国は100ヶ国
以上にもなろうとしている。今では、ヨーロッパを含むAIIB加盟国の総GDP
は世界GDPの80%近くを占め、いまだ蚊帳の外に置かれているアメリカと
日本のGDPだけでは世界経済のたった20%程にしかならないのだ。

そのうえ、アジアだけでも世界の金(ゴールド)全体の85%を保有、新たな
金本位制の基軸通貨を支え、維持することも可能だ。ようするに、アジア勢が
「世界の金融覇権」を奪った時点で、既に勝負はついていると言っても過言では
ないのだ。

さらに言うと、トランプ政権には裏に「能力主義を主張するグノーシス派」が
ついているのだが、世襲制で代々権力を継承してきたアメリカとヨーロッパの
ハザールマフィアたち(ロスチャイルドやロックフェラー…等)は、トランプ
新政権に猛反発をして、その反対勢力であるアジア側に加勢する動きを見せて
いる。結局、彼らは米大統領の就任式が間近に迫った今でも、懸命にトランプ
政権の誕生を食い止めようとしているのだ。

彼らは、まずアメリカ大統領選の投票結果の再集計を請求し、次にトランプの
不正選挙(ロシア当局によるハッキング)疑惑を流布して大統領選のやり直しを
狙った。しかし、結局はどちらも不発に終わり、今は最後の悪足掻きとして、
「トランプが、ロシアに“性的スキャンダル”の証拠を握られて言いなりになっ
ている」というキャンペーンを展開している。



【 トランプのスキャンダル 】

しかし同時に、それに応戦する水面下の動きも早々に加速しているようだ。
まず、トランプやロシアに対してネガティブ・キャンペーンを展開する複数の
テレビ番組が何者かにハッキングされている。

例えばMSNBCのニュース番組では、ワシントンポストの編集者デイヴィッド・
イグネイシアスがロシアに対して攻撃的な発言をしている最中にハッキング
され、下記リンクの動画の通り、イグネイシアスが「ロシア」という単語を延々
と繰り返す奇妙な映像が放送された。
https://www.youtube.com/watch?v=b_B-niVxgic

また、ケーブルチャンネルのC-SPANが「ロシアへの対応」について審議する
米議会の様子を生中継していたところ、途中10分間もロシアの英語ニュース
チャンネル「RT(旧称:ロシア・トゥデイ)」の映像に置き換えられるといった
事態も起きている。
http://fortune.com/2017/01/12/cspan-rt-interruption/

さらに先週11日には、CNNなどの大手マスコミが「ロシア政府はトランプの
“性的スキャンダルの証拠(録画した映像)”を握っている」と報じ、それらの
媒体は「嘘を流すニュース局」として集中攻撃を受けることとなった。
同日中に行われた記者会見の場でも、トランプ本人がCNNの記者に対して
「You are fake news( お前らCNNは偽ニュースだ)」 と言って罵っている。
https://www.youtube.com/watch?v=29pklbK2bmE

ただ、CNNが多くの嘘を垂れ流してきたニュースチャンネルであることは確か
だが、ロシア当局筋によると、報じられたトランプの「性的スキャンダルの証拠」
の存在は本当のようだ。今回のスキャンダルの経緯について、実際にその映像を
録画したという人物は以下のように証言している。

その人物いわく、トランプが2013年にミス・ユニバースの審査員としてロシア
を訪れた際、ホテル側に「オバマ大統領夫人が宿泊した部屋が空いているが、
どうか?」と尋ねられ、トランプはその部屋に泊まることにしたという。その後、
彼が複数のロシア人売春婦を部屋に呼んで ベッドの上で放尿プレイを始め、
それを仕掛けられていたカメラで盗撮された、ということらしい。

同筋は、「モスクワにある赤の広場周辺のホテルの部屋は、1960年代から全て
盗聴や盗撮が出来るようになっている。ただ、当時のトランプにはアメリカの
大統領になるつもりなど無かっただろうから、知っていても気にしなかったの
だろう」と話している。しかし、ロシア政府もアメリカ軍当局もトランプ政権の
発足を支持しているため、このスキャンダルは「Fake News(虚偽のニュース)」
として このまま封印されることになりそうだ。


いずれにせよ、今の欧米側の状況を鑑みると、最終的には互いが益をもたらす
「win-winの解決策」を模索するようになるだろう。そうなれば、いずれ世界は
「黄金のシャワー」を浴びることになるはずだ。