モーツァルトが1782年にウィーンで作曲したカノン形式の声楽曲。
ドイツ語の歌詞で、6声の『俺の尻をなめろ(Leck mich im Arsch)K.231(382c)』と、3声の『俺の尻をなめろ、きれいにきれいにね(Leck mir den Arsch fein recht scho¨n sauber)k\K.233(382d)』の2曲があるが、後者は贋作とされている。
作曲の経緯は不明だが、親しい友人たちとの内輪の集まりで、盛り上がって歌うために作られたと想像されている。
Leck mich im Arschというドイツ語の言い回しは、直訳すると「俺の尻をなめろ」だが、意味としては「消え失せろ」「ひっこめ」という日本語に近い。
《歌詞》
Leck mich im Arsch! |
俺の尻をなめろ |
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この曲をあんまり真面目に聞いたことはなかったけど、今、大の大人が「モーツアルトの作品だから」と言って意味をよく知らずに大真面目に歌っているところとかを想像すると吹き出しそうになる。
モーツアルトと友達ってわけじゃないし、直接話したこともないから本当はどんな人なのかよくわからないけど、おかしなひとだってことだけは伝わるよね。
天才。