私には世界一面白いと思う漫画があります。
どうやらその面白さをわかってくれる人はなかなかいないようなのだけど、
もしもその漫画を読んだときに同じように笑えて面白さを共有できるひとがいたら、
そのひとと結婚してもいいかも、とさえ思ったりします。
……「結婚してもいい」だなんてなんだか上からだな。
「プロポーズしちゃうかも」くらいでどうだろうか。
女の人だったら困っちゃうけど。
でも、「わかってくれる人がいない」というのは、ひとえに楽しさ独り占めってことだったりもするわけで。
私が世界一面白いと思う漫画を世界一楽しめるのは私なんだ、と思ったら、それはそれでとても素敵なことに思えるのです。
世界一面白い漫画家さんが、世界一の漫画をこれからもたくさん描いてくれますように。