耳障りのいい声


低くて

体の真ん中にまで響くような
あったかい声


大きい声の人って苦手なんだけど


この声は、そうじゃない


笑う時に小刻みに空気が震えてる感じ
音って振動なんだよなーって
改めて実感できるような
心地良い声


もっと聞いていたいけど

その声の持ち主は無口で


そんなに素敵な声を持っているのに
みんなの話を聞いていることが多いの

だから
たまにその人が話すと

私の目だけじゃなくて
耳も、身体も
この声に集中する


素敵

もっともっと聞いていたい


心掴まれるような声で
自分の名前が呼ばれたら。

そんなこと考えるだけで
身体の中がぎゅっとなる。


いつか、また声が聞けるかな
また話せるかな