八幡西区もとはらピアノ教室(ホームズアゲイン)
もとはらまさこ です
電子ピアノで弾けていても、アコースティックピアノでは上手に弾けない
確かにそうです、仕方がないことだと思います。
アップライトピアノと電子ピアノには、
異なる特性、それぞれの強み・弱みがありますので、
あくまでも、一ピアノ講師の意見だと思って読んでいただけたらと思います
アップライトピアノはアコースティックピアノ。
昔ながらの生ピアノのことです。
鍵盤を弾くと内部のハンマーが弦を叩いて音を鳴らす仕組みで、
弦の振動が響板に伝わって楽器全体が共鳴することで
豊かな音色が生まれます。
この仕組みのよって、弾き手によって音色も変化しますし、表現の微妙な調整が可能。
腕や手首、指の使い方によってさまざまな音色を奏でることができます。
それに対して
電子ピアノは、ハンマーや弦はありません。
鍵盤を弾くとセンサーがそれを感知してサンプリングされた音がスピーカーから出る仕組みです。
グランドピアノの録音音源が使われていることが多いですが、あくまでもスピーカから出る音なので、生ピアノのような広がるような響きには至りません。
タッチの調整機能が搭載されているものもありますが、センサーの感度を変えるだけで、表現力はアコースティックに比べたら劣ってしまうでしょう。
電子ピアノで上手く弾けていても、
それはあくまでも疑似体験。
生ピアノで美しい音を出すには、腕や手首、指の使い方、体重の乗せ方、それぞれを微妙に調節しながら音を出しているので、電子ピアノで美しく弾けていると思っていても、それはサンプリングされた美しい音がスピーカから出ているだけです。指の形が悪くても、腕や手首が使えていなくても、電子ピアノはそこそこ美しい音が出てしまうのです。
これが、電子ピアノで弾けていても
アコースティックピアノでは上手く弾けない原因かなと思います
価格やメンテナンスに関しては、電子ピアノが圧倒的にコスパが良いですけどね、アコースティックピアノにはお値段以上の価値がありますよ
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