●【ブランディング発展コース3日目】プロダクションを考える | 成果の取れるファッションコンサル 今村愛子ブログ

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ブランディング発展コースで

プロダクションというのを考えています。

 

プロダクションというのは、
有効性を生み出すということ。

・自分はどんな有効性を作れているのか

・作ろうとできているのか

・中途半端なものを世の中に出していないか

たくさん考えています。

 

 

 

 

 

週末京都に行って、

何百年も綿綿と続いているプロダクションを

あちこちでみました。

 

・四季折々違う美しさが見えるように設計され手入れされた庭園

・掃除された清潔と静寂がある境内

・ひとつずつ煮て、それを合わせた炊き合わせ

・窓から見える景色と器を合わせた世界

・遠くの山や木の存在まで借りる景色

・小さな美しいお菓子

・複雑な味のクロワッサン

 

 

 

 

 

”作りこんである世界”

というのを眺めながら、

 

さて、

自分のプロダクションは

どこから手をつければいいのか・・・

 

正直分からないな、、

と思ってしまいました。

 

 

 

 

 

 

 

お客様が満足しているから、それでいい。

売れているから、それでいい。

人気があるから、それでいい。

 

ではなく

 

どんな品質を提供できるべきであるか、

どんな自分であるべきなのか、

どうやって目指していけるのか。

 

 

自分に達するべきクオリティというのは

どのレベルのものなのか。

 

 

それをするには、

何を学べばいいのか、

それとも出来ることを積み上げていくのか。

 

 

ビジネスを始めて10年。

お客様に求められていることにこたえて

自分がやってきたことも、

”それなり”ではあったかもしれないけど

 

やっぱり前提として、

”求められていること”=”売れること”

が判断基準になっていたところが

多かったと思います。

 

今考えてるのは、

そこからではない、ということ。

 

 

天龍寺を作って、天龍寺のお庭も作った夢窓疎石の足跡。

すごい歩いてるし、すごい修行してるし、

すごい庭も作ってるし、すごい。

 

女性の起業というと

確かに副業的にとか、扶養範囲内とか、

作り込まなくても求められているものをやれば

できるとも言える。

 

売れるものを扱って、

キラプロして、

それもいいけど。

 

 

でもそれでいいのかな、と思う。

私はそれを超えていきたいな、と思う。

 

 

楽しいワイワイという勢いや、

パッと行うマーケティングや

華やかな見た目から作るのではなく、

 

精密に、丁寧に、考えて、

言葉を選んで、態度を選んで、

遠くに比叡山を臨む庭園を作るように

作っていってみたいな、と思ったのでした。