政界も規制緩和
純ちゃんが進める規制緩和はついに政界にも波及するようだ。
こんな記事を見つけた
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外資企業の献金緩和 資金確保で自民検討 (共同通信)自民党は14日までに、外国人や外国法人の持ち株比率が高い企業からの政治献金を事実上、禁止している政治資金規正法の規定を緩和する方向で検討に入った。外資系企業による日本企業の買収が容易になる改正会社法が2007年に施行され、規制対象となる企業が増える事態を想定。資金ルートを確保する狙いがあり、公明党や民主党の同調を求めて今国会にも議員立法で改正案を提出、06年度中の施行を目指す。
党改革実行本部(太田誠一本部長)が法改正に向けた問題点の洗い出し作業に着手。ただ、党内には「外国資本の意向が党の政策決定に影響を及ぼしかねない」との慎重論も残っている。
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規制緩和って言うのは、大企業や銀行などの勝ち組企業に利益をもたらし、外資、特にアメリカ企業の手助けをすることだと思っていた。
この規制緩和が政界にも波及するようだ。
これで外資企業は直接政界に影響力を及ぼすことができる。
これを突破口にして、より外資に有利な規制緩和が進んでいくだろう。
たとえば、電話などネットワークへの外資の参入を容易にしたり、TV局の買収を容易にしたりなどなど・・・
それにしても、政治家というのは自分自身や官僚に甘い。
(これは共生関係だからかな?)
自分たちの権力や利権を拡張することには非常に熱心だ。
高速道路もすべて作ることになったし、特別会計にも何もメスが入ってないし・・・
結局公務員の削減だって官僚の権限の強化になるだけだ。
テレビなどでやたらに批判されている末端の公務員は、スケープゴートにされているだけだろう。
(自分から遠いものすごい悪人よりも、身近な小悪人の方が怒りがわいてくる?)
そして、タイゾーちゃんも言っている国会議員の定員削減も結局、一人の国会議員の権限を拡大させるだけで、多様な意見が国会に到達しなくなるだけだ。
(タイゾーちゃんのblogには本当あきれさせられる)
この国の改革をやるのなら、本当だったら国会議員と官僚について改革しなくてはならないだろう。
(まずは世襲議員のあの外務大臣をどうにかしたほうがいい。
世襲の先生たちを見ていると、本当に甘やかされて育ち、世間の多様さを知らないのではないかと思えてくる。)