何かに溺れている


自分とか好きではないのだけど


技術やなんの取り柄もないのだけど


口がぱくぱくして


水を得た魚なんかではなくて


陸に上がった魚のようだ


もしくは船酔いをしてるかのように


息苦しくて


ゆらゆらゆれる船が沈没するみたいに



こんな死は望んではいない


ボクが望むのはよく出来た死だ

何もないまま時が過ぎて

続けていく意味もしどろ

消えていく走馬灯を追いかけていた


すれ違う人たちと目があって

話しかける言葉はもどろ

通り過ぎていく


you look pale!

you look pale!

you look pale!


is there something wrong??

遠慮はするな

耳は傾けているのさ

テレビの音量を下げてやろうか??


さぁ 話せよ 耳をかすぜ

さぁ 話せよ 耳をかすぜ


言葉はいらないだろ?


配慮はいらない

覚悟は出来ているのさ

君の目を見ていてやろうか?


さぁ 話せよ 耳をかすぜ

さぁ 話せよ 耳をかすぜ

言葉はいらないだろ?


さぁ 離せよ


部屋には僕とひとつの暗闇がある

何かを捨てようか

僕を捨てようか

声は届くのか

声は響くのか

何もない暗闇だ

何もない暗闇だ

何もない僕のようだ

何もない僕のようだ

部屋には僕とひとつの暗闇が今もまだある


いつでも電話に出やしない薄弱人
容易く溺れたい甘い罠
さしづめ見事なメロドラマ

「なんだって?君はバンドなんてやるのかい?」
ギターはペンより強いか?
電卓のリズムは崩さない

無能な事と悪魔のせいだ
モラルと犠牲と
片付け忘れているぜ
漁るな
カラスがくる

ヒヨコに色づけするような大悪事
カーナビと焦らないちょっとした時間をくれよ

女と酒とタバコをたしなめたい。
ロックなリズムにノレる素敵な肉体で・・。
なんて歌を歌いながらの普通人。

無能な事と悪魔のせいだ
モラルと犠牲と
片付け忘れているぜ
漁るな
カラスがくるぜ

誰が言ったっけ?
そんな名台詞
誰が言ったっけ?
そんな名台詞

見ないフリ


聴いていないフリ


笑っているフリ


怒っているフリ


分かっているフリ


死んだフリ


全部振り


全部不利


それがフリー???

切った


貼った


君の顔に死相が出ている


僕の顔には思想の欠片すら出ていない


哀れなこの僕達に


占い師よどんな救いの一言をかけてくれるんだい??


運命線には恵まれてはいるが


生命線は細くなる一方だ



天才なんて呼ばれてみたい


ありあまる才能に溺れてみたい


日々に溺れ死にそうになってばかりで


僕らは藁をも掴む


明日を見る勇気なんて


義務教育の最中にずっと底に沈んでしまった


時折聞こえるカモメ達の賛美歌なんかに


唾を吐き出した


恋愛なんぞ陳腐なものだと


吐き捨てたい


上辺だけさ


皆ツンデレってやつさ


仕事なんかささっと終わらせて


肉欲に溺れていたい


僕には何の才能もない











もうこの心は死んでしまったんだってね


もうこの身体すら朽ちて死んでしまうんだってね


もう進む事は不可能なのかい?


おいおい


死んだ魚すら空を見ているというのに

きっと何処までも


このエスカレーターは続いていて


終わらない恐怖なんかに


怯えることもなく


暖かい光がずっとずっと先に見えて


希望ではないその光に包まれた時


僕の頭は真っ白になった


それでもエスカレーターは止まらない


天国エスカレーターよ


もう言葉はいらないかい??