ホームページ作成リフォーム

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神山町で今夏、東京や関西で建築を学ぶ大学生らが、使われなくなった古い家具のリフォームに励んでいる。町内のNPOなどが自然豊かな町の良さを若い世代に知ってもらおうと始めたワークショップの一環。講師の1人として学生を指導する東京芸術大建築科研究助手の坂東幸輔さん(33)は「未来のまちづくりに携わる学生たちに、町での経験を生かしてほしい」と話す。【加藤美穂子】
 坂東さんは徳島市出身。長く米ニューヨークで建築関係の仕事をしていたが、08年秋にリーマンショックが起きたことを機に10年に国内に戻った。帰国前に同町で独自の町おこしを展開するNPO法人・グリーンバレーの存在を知り、活動に関心を持つように。坂東さんは「昔は何もない田舎だと思っていたが、年々移住者が増え、今は都会よりもチャンスがつかめる場所と感じる」と話す。
 ワークショップはNPOのメンバーと意気投合した坂東さんが、NPOの協力を得て10年に開始。毎年テーマを変え、これまで町内の古い長屋の改修などに取り組んだが、今年は古い家具の再生をすることに。今月20日から約2週間の日程で、東京や大阪などの大学から大学生や院生10人が町内に滞在し、県内各地から集めたスツールやテーブルなどをリフォームする。
 参加した学生らは再生作業だけでなく、町内での暮らしや町民との交流にも興味を示し、東京都市大3年の松田拓也さん(20)は「大学では同世代だけの交流になりがちだがいろんな世代の人が話しかけてくれて面白い」。東京芸術大大学院2年の下司歩さん(28)も「森や川が身近にあるこの環境が好きになった」とすっかり町が気に入った様子。
 再生した家具は今秋、町内に完成する新たなオフィス施設で活用されるという。

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