今から嘘をつこうと思う時どうなるでしょうか?

きっと声がうわずると思います。




では、その逆。

いつも嘘をついて生きていて、本心を言おうとする時吃音(どもり)がでます。


この場合の嘘とは、自分に対しての嘘です。
本心ではないことを言ったり
嫌だと感じているのにうんと言ったり
真っ黒い感情が渦巻いているのに綺麗なふりしたり
傷ついたのにヘラヘラしたり
ということです。



大人のチックには、大きく2つあります。
筋肉がうごいたりする動きのチック
どもりがでたり、咳払いを頻繁にするなどの声のチックです。


チックに限らず、症状というのは様々な理由が複合的にある場合が多く、またその割合もひとそれぞれです。


チックも、精神的な要因が多いとされていますが、ミネラルバランスや、有害ミネラルの蓄積他、神経系の問題など色々あるとされています。



その中で精神的な部分においては、動きのチックも声のチックも根本的な原因は同じです。



本音本心と、やること言うことの乖離。不一致。

=自分への嘘です。



やりたくないことをやろうとするから震えるし

本音と違うことを言おうとするから震えるし

誤魔化さずにいられない人は、本音を言うときにびくびくしたり、緊張したり、恐怖感がでて、どもるのです。






ホメオパシーではチック症の改善例も多数あります。

詳しく状況をお伺いした上で全ての可能性の面を考慮してオーダーメイドでレメディーを出します。

精神的なトラウマになるようなことがなかったか
本心を言うとどうなるという恐怖があるのか
有害ミネラルの蓄積の可能性
不足するミネラルがないか
神経系のアンバランスがないか

他多様な面でレメディーが用意されています。






でも、レメディーは魔法の薬ではありません。
あなたをあなたの本流に戻すバイブレーションをもたらしてくれるレメディーですが、それに乗るには、あなたがあなたと丁寧に付き合うことなしにはあり得ません。




そのコツは以下にまとめたことを「ひとつひとつ、毎日毎日丁寧にやる」ことです。





私自身にこんなエピソードがあります。

もう随分前になりますが、お付き合いしていた方とご飯を食べに行った時、変わった食材の組み合わせの一品がありました。

彼が、どんな味と表現したのかは忘れてしまいましたが、例えばトマトとソースを食べたとして、プリンの味がしない?…のような感じで、話をふってきました。

さほどそうは思わなかったものの私は笑いながら「ほんとだねー」とかなんとか言いました。

彼は「思わないなら思わないと言えよ」と言いました。私は何となくなんて返したらいいかわからず、ヘラヘラしていました。

だって、大したことじゃないから。



その様子をみて唐突に彼が「おまえは今までの人生で“ただ受け取る’という経験が少なすぎる。倍にして返そうとか、そういうことを思わずただ受けとれ。そうしたらヘラヘラせずに済む」と言いました。



その後、カフェに行ってカウンターに横並びでコーヒーとチョコレートケーキを食べたのですが、彼は何もするなと言って全部してくれました。本当に全部!
これは二人羽織のコント並みで、周りから見たらただのバカップルです(苦笑)
彼も笑いで震える芸人みたいになってましたが、私に熱いコーヒーを飲ませて、ボロボロお皿にこぼれながらケーキを口にいれてくれ、お皿もさげて、椅子も入れて、本当に私は何ひとつ手さえ動かしませんでした。



なんだかこの日の体験は異様に衝撃的に残りました。




それから彼は、ひとつひとつなんだと、毎日、丁寧に受け取ることをするようにと言いました。


また、愛する人たちに愛から出た言葉をかけたあとは、それと同じことを必ず「声に出して」自分にもするように言われました。


誰かに「寒くない?上着着たら?」と声をかけたら「千妃路、寒くない?上着をきる?」と、想うだけではだめ声に出してやってくれと言いました。

誰かに足が冷えるよと靴下をはかせてあげたら、「千妃路、足が冷えるよ」と声にして自分に言い、靴下を履かせてやってくれと言いました。

愛する人たちを思う心を使って自分を大切にできるよ、と。

これは最初めちゃくちゃ恥ずかしい上に、2週間くらいは毎日泣きました。



自分を大切にするなんて100万回でも聞いてきたはずなのに、自分を大切にするってこんなにも大切にしてよかったのか!と本気で感動したのです。そして本当に真面目にこれらのことをやりました。



その頃から私はどんどん自己信頼を取り戻しました。

自分に嘘をつくのをやめました。
いえ、つかないようにしようと意識しています。
自分を大切にしています。

やっぱりヘラヘラしてしまうことがあります。でもそうした後の急性的な不調を感じ取れるようになり、急性的にいたわり直し、すぐ元に戻れるようになっています。



おかげで「凛としている」なんて言われたこともないようなことを言われ始め、初めて人と心から喧嘩もし、合わない人とは会わないし、古きが破壊されたものもあり、要はヘラヘラ時代より人生に波風が立ちながらも、私含め私の周りは、より正直な自分の波動に合う人、もの、環境が寄るように整えられたと感じています。




“大したことじゃない”ことが層のように積み重なり筋肉が震えるほどになっているとしたら。

毎日、大したことない嘘をいくつ飲んでいるか?改めて観察してみてください。





              私が考えるチック症改善のポイント



1、ただ受け取ることをしてみてください。あなたにはその価値があります。できない時はなぜできないのか?なぜしないのか?したらどうなるのか?自分と対話してください。

2、大したことない小さな嘘に心を置いてください。
いいと思えないのに「いいねー♪」と言ったり
行きたいのに行かないと体裁で断ったり
行きたくないのに「いいよ」と笑顔を見せたり
したいのに黙っていたり
食べたいのに譲ったり
バカにされて不快だったのにおどけてみせたり。
そのひとつ、ひとつが、チック症のボタンを押しています。

3、麻痺している「動き」と「声」を自分のためにもっと使ってください。「寒くない?」と声を使ってあなたに言ってあげて、靴下を履かせるという「動き」まで完遂してください。人に優しくしたら必ず自分に同じことを返してください。動きと声を使うことは絶対です。


魔法はないです。

もうこれ以上の乖離は苦しいという身体からのメッセージ。あまりの不一致です。

チックは精神の我慢できないほどの痒みという表現がされているものもありました。

今日の小さなひとつから、自分自身を生きるスタートとなるといいですね。

まさにSay yes to my adventure!です!


チック症の急性症状には、Mag-p.やCupr.といったレメディーが合います。セルフケアで使って見てください。ただしこれは症状を緩和するにすぎません。


チック症の本格的な改善を目指したい方は柳千妃路のホメオパシー健康相談会をお勧めします。

あなただけの原因に沿ってオーダーメイドでレメディーを受け取れます。

あなたの根源的な原因を共に見つめ、その改善の道のりに心を込めて伴走いたします。




 

柳 千妃路(やなぎちひろ)プロフィール


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1975年宮崎生まれ福岡育ち。高校生と中学生の2児の母。ホメオパシー子育て約15年。うつ病、重度の生理痛克服歴あり。

 

ホメオパシー養成学校RAH大阪校12期卒業。
日本ホメオパシー医学協会・英国ホメオパシー医学協会認定プロフェッショナルホメオパス。日本ホメオパシーセンター垂水舞子センター長。
メンタル心理カウンセラー。日本ホメオパシー医学協会学術大会にて、3年連続登壇。計5件の難治症例発表。

 

女性のこころと体の啓蒙団体「一般社団法人こころりんく」理事・統括マネージャー。


日本最大級のマクロビオティック&オーガニックウェブマガジンIn You 公式ライター。


中医学の見立てを取り入れた細やかなアプローチにより難病も多く改善へ導いています。子どもの臨床も豊富。


セミナーでは、《説明会ではない。あなたが使えるように伝える》をモットーに的確な例え話を使い、皆様の目線にたったわかりやすいレッスンが好評。『初めて理解できました』のお声を多数頂いています。

 

 

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