今日は、「社会保障と社会保険」です。
それでは、行きましょう。
社会保障と社会保険
皆さん、この2つを混同する事無く、説明する事が出来ますか?
社会保障とは、「無料で加入者全員を守るサービス」です。
社会保険とは、「有料で加入者を守るが、その水準は変わる事がある。」というものです。
これが基本です。
生活保護と社会保険
では、これらについてはどうなのでしょうか。
生活保護は、入る為の費用がありませんし、最高金額が決められていませんから、これは明確に、「社会保障」です。
社会保険、これは国保や健康保険など色々ありますが、それぞれ入る為の費用が決められており、最低も最高額もそれぞれ決められているので、これは「社会保険」になります。
背後にある存在は何か?
この2つは、似ているようで、実は全然違います。
社会保険なんて、改変自由自在ですしね。
これは、守っている存在が何も無いからです。
生活保護なんて一切の改変が出来ません。
これは、憲法で保障されているからです。
だから生活保護は、(憲法が定めた)「最後の番人」と言われるわけです。
ベーシックインカムはどうなるのか?
これは、間違い無く、「社会保障」です。
入る為の費用は要らず、権利を使う為の費用も掛かりませんから、間違い無く社会保障です。
私としては、これも憲法に入れて保障して欲しいくらいです。
では、この権利が固まり、そして一般化していったらどうなるのか?
それは、皆さんがこれまでに見て来たような明るい社会になるのです。
憲法が目指した、誰もが輝く明るい社会、ベーシックインカムがその先頭に立って引っ張っていきます。
これさえあれば、生活保護のように安心して社会の保護を受けられますし、反対派の反対運動などにも、恐れる必要は無いのです。
目指すは?
勿論、「憲法に入れて貰い、誤解しないように明文化する」事です。
日本は、憲法で保障された事でも行政訴訟など法律関係での訴訟が多い国です。
生活保護のように、きちんと明文化してもらった方がいいですね。
詰まらない諍いを無くす為にも。
憲法改正なんて難しい事を、、、と思ってましたが、憲法改正するなら、是非ともこっちを入れて貰いたいものです。