夜明け前の掘削

           夜明け前の掘削

純愛と浮気の混じり合った水溜まりで溺れる蟻のブログ

ソープ嬢との恋愛を描く実話風小説などを連載しています。

生きることは、なかなかに難しい。
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君と会えないからって、
違う子と遊んできました。
もはや俺はセックスしたいだけの人間になってしまったのでしょうか。
マイケルダグラスになってしまったのでしょうか。
かつてスカリーも「モルダーあなた疲れてるのよ」と言っていました。

昔は「セックス依存性ってなんだよw」って思ってましたが、今はその気持ちがわかります。
セックスしてる間だけは、少なくともその相手を物理的に独占している、自分が生きている意味を見出だせる気がするのです。
例え嬢にとっては俺がお金を運んでくる諭吉型自律肉バイブであったとしても。
少なくとも、俺の性衝動に対して、やさしく愛想良くいやらしくそれに応えてくれるというだけで、愛されてはいなくても俺という人間の存在を肯定されてる気がする。

心の寂しさを埋めるためにセックスに依存してしまうのがセックス依存性なんだと俺は理解しています。
実際の心理学的なことは知らんけど。

きっと、心が満たされていればこんなに誰かの身体を求めることもないのではなかろうか。
それが俺の近頃の少し異常な性欲の原因なのかもしれない。

さくら(仮名)との関係は改善されてはいません。
少なくとも俺は変わらず愛されていないと感じます。
好きだとは言ってくれるようになりましたが、それは長年連れ添い積み重ねてきた情によるもので、愛着と言い換えることの出来るものだと思う。

もしも、俺が全てを打ち明けたらどうなるのだろう。
自信を失い、自身を喪失し、ソープに通い出したこと。
好きなソープ嬢ができたこと。
もも(仮名)だけに限らず複数の嬢と関係を拡げていること。

それでもさくらが好きだと言って、その言葉が伝わるのか。
そもそもさくらはそれをどう思うのか。
俺が他の女と寝ることに嫉妬するのか、怒るのか、引くのか。

全てを打ち明けて、それでその現実の俺を受け入れてもらえたら。
そうしたら俺の依存性はおさまるかもしれない。

ぽんでもパインでもおんぷでも
ももでも
きらりでもぴょんでも
めろでもとんぼでも、
勿論さくらでも。
誰かに俺を受け入れて貰えたら、
それでこの衝動はおさまるような気がする。

我ながら勝手なことを言ってるとは思う。
でも、それが本心、それが俺の本当の心。


俺マジでクズだな。
でも早くももに会いたいなあ。