今の病棟は意識のない寝たきりの患者さんが多く苦痛を訴える事ができません。

ターミナルケア(終末期医療)をご存知でしょうか?ターミナルケアとは、病気などで余命がわずかになった方に行う医療的ケアのこと。苦痛を緩和しながら、できるだけ生活の質(QOL=クオリティ・オブ・ライフ)を保つための医療や看護の方法です。

私が大切にしている事は、たとえ意識がなくなった状態にあったとしても、介助を行う時も必ず声かけをおこないます。当たり前の事ですが基本かなぁと。

病気の回復が見込めなくなるときなど、積極的な治療ができないと判断されたときが終末ケアのきっかけとなります。

通常の治療との違いは、延命を目的にしていないこと。ターミナルケアは患者に残された時間の苦痛をなくし、その人らしい生活を送ってもらうために行われるもの。

私の仕事は寝たきりの患者さんの褥瘡の発生を防ぐためのケアや、褥瘡が発生してしまったときのケア、スキンテア予防や処置、inout、口腔ケアや痰がらみによる頻回な吸引や状態に応じて、酸素吸入や点滴なども行います。

日々の仕事中、突然『死』に遭遇する事もあります。それは突然起こりました。

自分の担当チームの援助中、相手のチームの病室からナースコールがなりました。「?」誰も対応する様子がない為、病室に向うと担当ナースが「息してない」と叫んでいました。なかなか気管に入らず吸引に手こずっている様子で、吸引を代わり酸素をカヌラからマスクに変え流量を上げ一旦は持ち直したのですが、午後には再度同じ状態になりました。

吸引してもほぼ引けず、モニターフラット…

それなのに、突然心臓マッサージを始めたスタッフがいました。

DNRの患者さん。気管吸引している中、心マ行動。カラダの空気が押されるたびに吐き出され私は「この人何やっているんだろう」「なんでこんな苦しい事されながら旅立たなくちゃいけないんだろう」と悲しくなり吸引を止めました。

今でもこの件が心の中で怒りにも似たしこりとなっています。

何が正しかったのか

夜勤でラウンドした時、終末ケアに入っていた患者さんの顔を見たときに感じた違和感がありました。
お線香の匂い
その数時間後に家族が見守る中旅立たれました。

深夜に入ってラウンドに回っていると白衣の右脇をツンツンと引っ張られました。
「?」
仮眠中だし気のせいかなぁと後ろを確認せずに痰がらみの患者さんの吸引をしていたら背部からパーッと光か⁇
思わず振り返るも何もない静寂

それからは度々フラッシュのような光を感じるこの頃です(O_O)

全体的な改革で病棟のスタッフも総入れ替えかの如くメンバーがかわりました。

今いる病棟は患者さんからの反応はほぼありません。だから患者さんの苦痛は最小限にと日々のケアを行う事が最前提です。

新たに来た方はスキンテアを起こしても他人事。
呼吸不全でも知らない顔。
自分たちの権利主張を全面に定時上がり。

人手不足だからね。
仕事は終わらないのはわかる。
だけど、日勤でやらない仕事はさらに人数少ない夜勤に来るんですよ。

今まで散々目をつぶってきました。
患者さんが、体位変換で傷をつけても知らない顔していたあなたに。
仕事しないでパソコンばかりしている介護の責任者のあなたに。

そして、我慢の限界がきました。
気切の患者さんに布団を首まで掛けた行為。

証拠写真を撮って師長にレポートもあげました。

聞きましたよ。「はかられた」の言葉。患者さんに苦しい思いをさせて言うことはそれだけですか?
介護の仕事はなんですか?