コア・テキスト財政学3 | 『鈴太のノート』慶應通信を卒業した日記(経済学部編)

『鈴太のノート』慶應通信を卒業した日記(経済学部編)

慶應通信経済学部 68期秋組
2014年10月学士入学 2017年3月卒業(在籍期間2年半)

「コア・テキスト財政学」、第3章「財政収支」。


財政学や経済学、経済政策学、

それに社会政策学辺りの本読んでますと、

「財政赤字」が頻繁に出てきます。


1990年代から顕著になっているとのことですが、

私が学生時代の頃は

あまり話題になっていなかった内容なんですかね?


当時、全然勉強していなかったので、

何が話題になっていたのか分かりませんが・・・。


冒頭ではまず

財政収支の説明と状況についての説明があります。


国の予算と財政収支の項目では、

歳入:租税及び印紙収入、公債金、その他収入

歳出:一般歳出、地方交付税交付金、国債費

によって構成されているとなっています。


次いで、財政赤字が拡大傾向にあるということ、

また、財政赤字の問題点として「財政の硬直化」について、

説明がされています。


財政破綻の可能性の項では、

・ドーマの定理

 (経済成長率が利子率を上回っていれば財政破綻は回避)

・プライマリーバランス

について説明があります。


プライマリーバランスが均衡しているうちは、

財政は安定化するらしい・・・。(コンソル債)


政府のバランスシートの内容があって、

最後は世代会計の内容に進みます。


異なる世代の経済的な利益がトレードオフなわけで、

世代間の公平性の問題に繋がります。


世代間による所得移転について、

バローの中立命題の考えにより

世代間の格差はなくなってしまうらしい、、、

けど、実際には完全な中立命題の世界に住んでいないので、

そんな考え方は無意味だそうです。(汗


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