愛しい言葉 ②

母を亡くしてすぐの私に

シャーマンが

問いかけた。

「母ちゃんと魂の約束は

   果たせたかい？」

「ゴメン

   上手に出来なかったと思う」

そう言って泣いた私。

そうしたら教えてくれた

本当のこと。

「過去は全部 はなまるさ」

まだまだまだまだ

全部を花マルになんて出来ない、私。

でも、仕方ない。今は出来ない。

だったら、せめて。

出来ない自分のことを花マルにして

これからも生きていく。

愛しい言葉 ①

今を大切に

そして、

愛を丁寧に

それは

心優しいシャーマンに

あの頃もらった

愛しい、言葉

こうかい、してるよ

私は聖名子という名を授かりました

ちょうど銀杏の綺麗な頃。11月。

私のお誕生日の数日前だから、とか

今、話しておかなくっちゃ、とか

そんなこと特別には

考えていないように、見えた。

母は、何の気なしに話し始めた。

「産まれたときにな、名前をな、

どっちにしようかと、迷ってん。

お釈迦様のお母さまの名前、摩耶か。

それとも聖名子（みなこ）か。」

自分の名前のこと、

昔はちょっと恥ずかしく思ってた

今でこそ、いろんな名前があるけれど

子供の頃はまだそんなじゃなかった。

絶対に読み間違われるし。

クリスチャンでもないし。

意味がありそうで意味がない…

見せかけっぽくて嫌だった

さて、件の母の話から3日ほどして

私がようやく気づいたこと。

…は～、あの名前の由来。

あれは初耳やったなー。

なんていうか、あの２択ってば、

宗派もへったくれもないな…って

思…っ、、、‼  

わかった

今やっと、わかった

産まれてくる子に

美しい名前を

つけようとしてくれてたんやね。

私、なんにもしたげてないのに

産まれる前から愛されてたんやんね。

今、やっとわかった。

ずっと知らなかった。ゴメンなさい。

ありがとう。

おかげさまで今年も無事に

お誕生日を迎えることが出来ました。

本当にありがとう。。。

とうとう

面と向かっては言えなかったけれど。

それでも気づけて良かったね。

伝えられたら、もっと良かったね。

それは母が亡くなる

ちょうど1カ月前の出来事でした。

もう長くないことは解っていたけれど

どうしても口に出来なかった。

柄にもなくそんなことを言うなんて。

死期が近いと知らせるようだったし

と言ってサラッと流されても悲しいし

結局いつもみたいに軽口をたたいた。

どちらの方が良かったのかなんて

今でもわかんない。

うそ。

ほんとは

普段からそんなことを口に出来るよな

母娘だったらよかったのにな、って

思ったの。

思い出を。

たとえば

もしも嫌だったのだとしても。

もう生まれてきてしまったのだから。

まだ死なせてももらえないのだから。

それならば、いっそ。

思い出を、つくろう。

温かいのとか

美しいのとか

幸せなのとか

楽しいのとか

キラッキラの

1つでも、たくさんの

大好きな

思い出をつくろう。

それをこの地球で

生きることの意味に

すればいい。

今日という日の

お祈りにかえまして

ごあいさつ2015

ほんの少しのつもりだったのに。

また、いつの間にか

時間が過ぎていました

あの時はまだ知らなくて。

まさか、ほんとに島を離れるなんて

思っていなくて。

でももう戻れませんでした

2014年10月29日を最後に

宮古島には帰れず

私はまた京都市民になりました。

こんな風に突然、嵐が訪れても

とにかくそこを乗り切った

じょうずに口には出来ない想いや

驚くような出会いや、体験もして

そろそろ4ヶ月が過ぎようとしてる。

またお話し、しようかな

いっぱいあった、いろんなことや。

これからおこる、いろんなことを。

表に出せないことも、あるけれど

言えることだけでも

ちょっとずつ、ね

この空の下で

あの日の宮古は雨だったけれど

雲の上では晴れていた（≧∇≦）

泣いても笑っても曇っていても

実は明るく照らされていた

みんなで長生き、しよう？

そんで

いつまでも一緒に遊ぼう

この空の下で。

この、世界で。

神さまになるのなんて

きっと、もっとずっと後でいい。

空の中で

少しだけ留守にします。

飛行機に搭乗する時、

ふと溢れ出た気持ち。

いつかは本当に

この島を去る日が

くるのかもしれない。

そう思いながら見る景色は

いつにも増して美しく映り、

より海は碧く

より光は眩しくて

胸がキュウっと

締めつけられてしまう。

いったい私は、いつの間に

こんなにも宮古島を

好きになっていたんでしょう、と

驚くばかり。

だったら、もしかして。

その時になって思うのかな。

いつか本当にこの世を去る、

と思いながら見る景色の中で。

いったい私は、いつの間に

こんなにもこの世界を

好きになっていたんでしょうと。

その時になって思うのかな。

驚くほど美しく映るのかな。

そんなのイヤだ。

今すぐに気づいていたい。

私、この美しい世界が

大好きなんだよ。

宮古島で、ケンシ〜ン

ただいま健康診断につき病院～

終了後のサービスランチが嬉しいゾ

メニューは流石に沖縄なので…

豚の冷しゃぶ

もずく酢

ゴーヤの甘酢漬け

アオサのおすまし etc…

そして、海

美味しい上に、癒される～

当たり前のように海があるって

ホント、とっても素晴らしいです

ただし、事前の検便容器は

家に届いていなかった

ま、サクッとその場で出して

提出したのでオッケー

（☝何を報告しとるねん（≧∇≦））

とは言えそれも

去年に比べたらマシなのです。

だって前回は健診詳細のお知らせ自体

問い合わせるまで来なかったしね～

なんにしてもノ～ンビリしてる。

空気が。みんなが。

最初はそれこそ

ムキーッてしたり

途方に暮れたりすることなんかも

色々あったりしたのだけれど。

諦めて

この島は行き当たりばったり

お天気次第でタイミングが全て

そこに照準を合わせて生きてみたら。

それに救われ

心が軽やか&穏やかな時間が

うーんと増えた

そろそろ越してきて2年になります。

島の暮らしにもずいぶん慣れたかな。

そんな気がしている今日この頃です

なんでもない

何でもない道だけれど

あの人にも見せたいな

そんな気持ちになる

少しだけ秋風が吹きはじめた宮古島

台風が、かすめてくから

雨も雲も光も風も

海も

今ここに全てがそろった

宮古島