「次」
新しい元号が「令和」に決まり5月からまさに新しい時代!が始まります。
平成時代の「次の時代」はどんなものになるのでしょうか?
またホロ社は今年満20年、人間でいえばハタチ、成人式を迎える年齢ですが、そういった意味で「次の世代」に移りどんなものになっていくのでしょうか?
生誕から幼少期、また少年時代を平成の時代を過ごしたホロ社が新しい時代を成人として迎えることになります。
そしてこのホロ社とほぼ同じ頃に生誕した新入社員の皆さん7名を迎えることになりました。
色々な意味で節目になる2019年4月です。
さて、その直前の3月の終わりを告げる頃に大リーガ・イチローが引退を表明しました。
平成時代に生み出され、飛躍した稀代のヒーローです。
個人的には野球をやっていた経歴、同名などに親和性を感じ、新しい領域にチャレンジしていく姿勢や強いコミットメントを実行していく習慣に共感しています。
その記者会見では多くの名言を残してくれました。
新入社員の皆さんに対して、また同時に自分自身に言い聞かせる意味で3つの言葉を引用して伝えました。
(記者の質問)子供たちへのメッセージを・・・
自分が熱中できるもの、夢中になれるものを見つけられれば、それに向かってエネルギーを注げるので、そういうものを早く見つけてほしいと思う。
それが見つかれば、自分の前に立ちはだかる壁に向かっていける、向かうことができると思う。それが見つけられないと、壁が出てくると諦めてしまう。
いろいろなことにトライして、自分が向くか向かないかよりも、自分が好きなものを見つけてほしいと思う。(イチローの言葉引用)
せっかく縁あって皆さんにとっての「次の時代」のステージにホロニックを選択したわけですからぜひ熱中できるものを見つけて欲しいです。
それが見つかればこれから出没してくるであろうたくさんの「壁」に向かっていくことが出来る、そのためには「出来るか出来ないか」「向くか向かないか」でなく「やりたいか?(やりたくないか)」
それをこのホロニックという舞台で見つけて欲しいと願っています。
今日のこの日から皆さんはプロです。
プロとは「好きなことをやってお金をもらう人」です。
(イチロー選手も言っていました・・・貫いたことは野球を愛して止まなかったと・・・)
入社してくる皆さんに入社当初から「壁」の話をするのも何ですが、これからプロとしての生きていくステージでは壁だらけです。
しかし志や夢や想いと同じようにそれを高く持てば持つほど壁も高くなる。
それは、誰からも邪魔や強制されるものでもましてや義務でもなんでもない。
だから、自分自身でつくっているものです。
壁も一緒です。
だから、自分自身の矢印(→)を向けていくとことが大事です。
だから、「できるできない」「向くか向かないか」を基準にしないで欲しいです。
「やりたいかやりたくないか」です。
それが「熱中できるもの(こと)」ということなのだと思います。
人より頑張ることなんて出来ない、あくまでも計りは自分の中にある
それで自分なりにその計りを見ながら、自分の限界を超えていく
それの繰り返し
ひとつひとつの積み重ねでしか自分を超えることはできない(イチローの言葉引用)
私が思っていることですが、「自分の言葉」を持つこと
言い換えると自分の「想い」を持つこと
それが自分の「計り」なのだと思います。
人と比べることはありません、だけど誰にも負けない努力をしているという自覚は大事だと思います。
これだけやっているのだから、必ずうまくいく、いかないはずがない!といった自信を高めていく
それを繰り返していくと「信念」になっていくのだと思います。
それは日々日々の積み重ね、そして継続なのではないでしょうか?
イチロー選手が語っていた自身のこれまでの30年近いプロ人生の印象深いこと
それは「計りしえないプロセス」でした。
(記者から)これまでの中で最も印象に残っていることは・・・
これがどんなこれまでの偉大な記録よりも誇りに思えたことでした。
色々な記録に立ち向かってきた、だけどそういうものは大したことではない、いずれ記録はこれからの人達が抜いていくもの
そのことはそれほど意味がない・・・というか、今日の瞬間を体験するとすごく小さく見えてしまう。
10年200本続けてきたことやMVPを獲ったこと、オールスターに出場したことは本当に小さなことに過ぎない
今日の舞台は昨年の5月以降ゲームに出られないことになってもその後チームに帯同出来たらこそ・・・
今まで残してきた記録はいずれ誰かが抜いていくが、去年の5月からシーズン後までのあの日々はひょっとしたら誰にも出来ないことかもしれない
どの記録よりもささやかな誇りを生んだ日々だと思う(イチローの言葉)
誰にも負けない努力を継続すること、
創業会社が10年生存する率はなんと6.3%だそうです。
20年になると、0.3%だそうです!
生死をうらなう手術の成功確率を宣告されたとしたら、これほぼ絶望の数値です。
その中で、生き残ってくることが出来たホロ社も、七転八倒しながら誰にも負けない努力を続けてきた結果なのだと思っています!
新入社員に皆さんには改めて、「熱中、夢中になることを見つけていくこと」そして「継続し続けること」
これを胸に秘めて頑張ってもらいたいと思います!
最後に、ホロニックの理念は
「生きがい・やりがい・働きがいのある人に溢れる社会創りに貢献する」
今年度より、よりこの実現を土台・基盤にした意志決定をしていく組織にしていきたいと切望しています。
換言しますと
ホロ社に関わる人・・・お客様は勿論のこと、スタッフ、地域等の関係する人達
その人たちの「甲斐づくり」に熱中できる人に溢れる会社です。
そこを目指して成人の始まりと共に新しい時代の始まりを迎えたいと思います。