はしる はしる
見渡す草原 緑を蹴って
迷いも 不安も かなぐり捨て
はしる はしる
地平線めがけて ひたすらに
そこに わたしが待っている
かならず
… … そう信じて


はしる はしる
風にさらさら 砂漠を踏み締め
痛みも 悲しみも 振り切って
はしる はしる
沈む太陽 追いかけるように
この先にきっと わたしがいる
ほのかな希望 胸に抱いて


はしる はしる
転んでも 立ち上がって
起き上がって
また … …


はしる はしる
雪の大地 寒さも忘れて
涙目に溜め 口固く結び
はしる はしる
星降る夜空の 遥か彼方
家の光を 見た気がするから
暖炉囲む笑いを 聴いた気するから



by ミミchan