Bonjour!
さて、外資系の中途面接の攻略法の第2回目です。
まず面接は相手が誰であれ、人間対人間のコミュニケーションである事に変わりありません。
その為、私の場合は感覚的に面接終了時の段階で、
「あ、今回は通ったな〜。」
「今回は相性が悪かったからダメだな〜。」
と行ったことが経験的に分かるようになりました。
ほぼ9割分かります。
求められるのはコミュニケーション能力であり、相手(面接官)に受容してもらうための短期的努力なんです。さて、具体的にどんな心構えや準備をすべきなのか。
まず、スーパー基本的な所から、
#1: 面接時間には遅れない!
必ず10分前までには先方オフィスに到着する。少し前に到着することで心の余裕をきちんと作り出す。また、私の場合は、直前で受ける会社のウェブサイトやPR掲載記事などを見て、こちら側から振ることのできる話のネタを2つ3つ用意しておきます。
#2: 挨拶と笑顔と礼儀!
すごく日本的な事を書きますが、これらは世界共通です。特に外資系でも最初の面接は日本人の人事担当者であるケースが9割以上。日本人同士の礼節わきまえた行動はあなたに好印象をもたらします。
#3: 服装は相手の会社や受ける職種に応じて!
人間の情報処理分野では(諸説ありますが)約85〜87%の情報は視覚から入ってくると言う事はよく知られています。そのためには、髪型、化粧、服装を適時適切に整えておく事は当然です。しかし、私の場合はファッションや広告業界で面接を受けることが多いので「意図的にスーツを着用しない」事を心がけています。
私の場合は、他に何人もいる候補者からの意図的な差別化という事で、意図的に「ジャケットの下はTシャツ」や「革靴ではなくスニーカー」といったハズしを作ります。もちろんご本人が持つセンスに依存する事も多いですが、私の場合は
「あ、この人は画一的ではない。」
「この人はゲームチェンジャー(何かを変える人)に違いない。」
「クリエイティブな印象に見えるぞ。」
という印象操作のため、意図的にそうしています。
(しかしながら、金融機関や営業職などスーツが必須な場合も多いと思うので、あくまで「私の場合は」というレベルで参考にしてください。)
ここで言いたかった事は、新卒向けの採用ブックに書かれている基本事項は、それはそれできちんと抑えておきましょう。その上で「ピリリと利かせたスパイス」をどのように振りかけられるか」を意識した方が良いと言う事です。
何故?
他の候補者と同質化しないためです。
次回は面接に向かう前に、頭の中で整理しておきたいポイントを話します。
Ciao