Halloween Skit
Group H
Ayaka:私はお母さんと2人暮らしをしている采佳。お父さんは亡くなったって聞いたけど、原因は教えてくれないの。今日は○○○の部屋に来てるんだ。
“この本なんだろう?”(不思議そうに手に取る)
“著者は…お母さん?!とても気になる。読んでみよう!”
Ayaka:今日はハロウィンです。とっても心優しく子供が大好きな悠と普段は怖いけど、奥さんにはデレデレな孝樹。上田夫妻はどのようなハロウィンを迎えるのでしょうか?
Kouki:“そういえば、今日はハロウィンだよね?”(テーブルの前にて)
Haruka:“そうよ。だから今日夕食もそれっぽくしてみたの。でもあなたの好きな冷奴もちゃんとあるわよ。”
(振り返り、上田くん喜ぶ。)
(さあ、食べようとするところに、子供がドアをノック。)
(悠がドアに向かい、上田くんは不信そうにドアのほうを見る。)
(悠がドアを開ける)
Chisato&Hikari:“Trick or Treat!”
Haruka:“まあ!可愛い子供達。ちょっと待っていてね…。”
(子供たち喜ぶ。悠は家の奥に戻る。(ここで1回、舞台から出てもいいかも…))
(悠は部屋の隅でお菓子を探し、上田くんは悠を気にしつつ子どもたちを追い出そうとする。)
Kouki:“あつかましいな…。お菓子なんぞやらん!帰れ!”
(子どもたちは文句をいいながら怒って帰る。)
(悠が舞台裏からお菓子を1、2つ持って出てくる。…2,3歩だけ。)
(上田くんはドアから戻って席に着き、悠は上田くんが戻ってきているのを目で追いかけ、不信に思う。)
(悠がドアにかけつけ、周りをキョロキョロ。)
Haruka:“あれ?!子供たちは…?!”
(誰もいないとわかり、不思議に思い上田くんのほうに行く。)
(悠が上田くんを呼ぶ。)
Haruka:“あなた。ちょっと来て。”(手招きをする。)
(上田くんは席から立ち、ヤバいという顔をして悠のほうへ向かう。)
Haruka:“子供たちがどこ行ったか知らない?”(ドアのほうを指さす。)
Kouki:“ごめん。俺が追い出したんだ。知らない子供にものをあげるって変な話じゃないか?”
Haruka:“ハロウィンは子供がお菓子や果物をもらいにくるのが普通じゃない。”
Kouki:“そうか…。わかったよ。すまなかった悠。”
Haruka:“いいわよ。さあ、食べましょうか。”
Kouki:“うん!”
Haruka:“見て。夜景も綺麗…。”(悠は遠くを指さし、この会話の間に子供たちはこっそり入ってき、子供は椅子の後ろにしゃがむ。)
Kouki:“ほんとだね…。まあまあ、早く食べようよ。”
Haruka:“そうね。”
(座ろうとした瞬間に子供たちが椅子を押す。)
(こける。子供たち大喜び。)
Chisato&Hikari:“ ”(きゃっきゃ、喜ぶ。)
Ueda&Haruka:“い…いつの間に?!”
Chisato&Hikari:“パーティーだ!パーティーだー!”
Haruka:“まあ、パーティー?!楽しそうね!やりましょう!”
Ueda:“…ええっ?!するの?!”
Haruka:“当たり前でしょ!”
Kouki:“なんだこの展開は…。”(ボソッと。)
Kouki&Haruka&Chisato&Hikari:~短くなんか歌う~
Haruka:“ああ~。ほんとに今日は楽しかったわ。”
Chisato&Hikari:“今日はありがとう!お礼に…前の家でもらったリンゴをあげるよ!みんなで食べよう!”
Haruka:“まあ、ありがとう!じゃあ切ってくるわね…。”
(悠が隅に移動。)
(切る真似をする。)
(悠が隅に移動してからは、上田くんと子どもたちは声の音量を下げ、動作で楽しい雰囲気を。)
Haruka:“ふっふっふ…。楽しいのもこれまでね。”
Ayaka:なんということでしょう。悠は魔法でリンゴに毒を入れてしまいました。
(上田くんと子供たちは声の音量を上げる。)
(悠はニコニコで食卓にもどる。)
Haruka:“さあ、召し上がれ。”
Chisato&Hikari:“わーい。ありがとう!”
Kouki:“悠が切ったリンゴはおいしいんだろうな。”
(食べる。次々に倒れていく。悠は笑顔。)
Ayaka:“きゃー!とても怖いお話。…もしかして、お父さんが亡くなったのはお母さんのせいで?…待てよ?お母さんが魔女?!ってことはあたしも…。”
-End-