ご訪問、ありがとうございます。
がんサバイバーのみよちゃんです。
こちらのページでは、私が甲状腺癌に罹患した事で
沢山の気づきがあり、自分に向き合うことができたこと
今では、この経験に感謝しているお話しを、少しずつ書いています。



 自己犠牲のもと、私の美徳が成り立っていたのなら
それは、いつ頃からのマインドなのだろう。
思考パターンの80%は、6歳頃には出来上がる。

 ストレスを感じるのは、仕方のない事だと。
我慢するものだと。
そうすると、穏やかに治まると。
物心ついた頃には、そんな考え方が出来上がっていたのだろうか(?)
自覚ができない、無意識の世界。
過去の事は、断片的にしか思い出さない。
子供の頃の事は、余計に思い出せない。

 学生時代の友人に、その頃の話を聞くと
私は、自由人だったらしい。
(ちよっと美化したかもしれない)
正しくは、自己中心的な振る舞いだったそう・・・。
結婚後は、そんなカケラすら見当たらない。
何がそうなる様に、仕向けたのか・・・。

 分かっているのは、ただただ幸せになりたかった。
ただそれだけの事。
結婚して、子供を産んで、普通に幸せを感じるはずだった。
少しずつ、少しずつ生じた歪を
少しずつ、少しずつ我慢することで
抑制したつもりだったのかもしれない。
幸せな家族に見えるように。
素敵な家庭に見えるようにと
母に対する、嫌みのような自覚のない努力。
そして、少しずつ少しずつ私自身に
歪が生じたのでしょう。

 生まれ持った環境には、逆らえなかったのか・・・。
母のあの言葉。
「子供の為に、我慢した。」
「あんたたちの為に、離婚しなかった。」
母の口から、毎日出てくるこのフレーズ。
父の悪口や、浮気の話。
祖母や、親戚の話。
母に、繰り返し繰り返し聞かされた。
子供の頃から、繰り返し繰り返し・・・。
おかげで母の人生を
私が、リピートして生き始めてしまったのだと思う。
無意識の中に落とし込んだ
「離婚することは、犯罪を犯すに等しい感情」だと・・・。

 この流れだと旦那さんとの話になる感じなのですが
彼の話は、上中下とシリーズ化した本を出せるくらいの
膨大な量で…(笑)
なかなか本題の、癌闘病から今に至るまでの話しに
移れなくなりそうなので、後に回すことにします。 (笑)


                   つづく