お彼岸は春と秋の2季、春分の日または秋分の日をはさんで
前後三日ずつの7日間のことをいいますが、
お彼岸とは本来季節の名ではなく、
仏教の原語ではバーラミタ、到彼岸(とうひがん)ということで
此(こ)の岸から彼(か)の岸にわたるということです。


彼岸は“向こう岸”と言う意味で
現実の世界である“此岸”とは違った、悩みを捨て、悟りの
境地に達する世界のことをいうそうです。

彼岸の中日は太陽が、真東から出て真西に入る日です。
太陽が極楽浄土があるとされる真西に沈むことから、
先祖を身近に意識する日となり、
お墓参りをする習慣ができたそうです。


「暑さ寒さも彼岸まで」といわれ、この時期を境に
暑さや寒さが峠を越すということですが、
明日20日の彼岸の入りを前にして
今日の福岡市はずいぶんと肌寒くなりましたね



そして今年も庭の彼岸花(曼珠沙華)が、ちゃんとお彼岸に
花を咲かせました


彼岸花の花言葉は
「情熱」「悲しい思い出」「独立」「再開」「あきらめ」

「曼珠沙華」はサンスクリット語で天界に咲く花という意味。
“おめでたいことが起こる兆しに天から降ってくる”という
仏教の経典からきているそうです。


気分は花より団子。おはぎの方に目がいきます。




ちなみに…

「秋分の日」は祝日法による趣旨は

   祖先を敬い、亡くなった人々をしのぶ日” です

 たとえお墓参りに行けなくてもその場で
 ご先祖様に感謝の気持ちを伝えましょう