<自分のことがわからない人の救いとなる基本書>
私がこの本を手にとったのは、
他でもない自分の脳が上手く回ってないように感じたから
今子育て中でもっと子どもとの時間をとりたいと思い
2年前個人事業主となったものの、
時期によってはこどもと家にいても、PC画面に張り付いていたり、
宿題をみたりする時間を惜しくおもってしまうことも多々・・・
何か作業をしていても、
子どもに話しかけられて集中力が途切れ、
再開するにはまた一から・・・なんてザラにあり、
そんな時はついイライラ体勢に入ってしまいます
常に仕事、家事、子育てのことがごっちゃに頭の中を巡っており
常に「あれしないと、次はこれしないと」と頭が忙しい状態です
そんな時は、タスクを終わらせるだけの自分に、
自分が今何をしたいのか?これからどうしたいのか?何を優先したいのか?を考えた時
自分のことなのに分からなくなることがあります
そんな中、脳の仕組みをしれば
もっとこのゴチャゴチャな脳の中が最適化できるのではないか?
と期待し読ませてもらいました
またアロマセラピー(芳香療法)の仕事をしているので
“扁桃体”“海馬”という言葉や
神経伝達物質の名前が帯にずらっと並んでいるのを見た瞬間、
今仕事としているアロマセラピーと合わせて活用すれば
この慌ただしい生活が“TODOを終わらる”のでなく、
“自分の意志“で進んでいると思えるようになるのでは?
とも期待し購入しました
読むことで
〇自分の脳の中で起こっていることをもっと客観的に知りたい!
〇脳のパフォーマンスを上げてもっと家族との時間も、良い仕事をしたい!と。
早速読んだ結果
今の私の生活はそりゃあ脳が漂流するよと思うような生活でした
そんな私が本を読んで、早速実践している仕事術は
“メラトニン仕事術“と、“アセチルコリン仕事術“
具体的には
〇メラトニン仕事術
①朝散歩を今のルーチンに組み込む
日中セロトニンが活性化することで
眠気をもよおすメラトニンが分泌しやすくなるということで
朝からセロトニンの分泌を促す行動を増やしました
毎朝子どもを登校班に送るのですが
その時少し遠回りをして帰るようになりました。
それだけで10分くらいの朝散歩ができます
朝はとても静かで公園の近くによると緑もありとても良い気持ちです
散歩の時間はたった5分増えた位なのですが
頭もクリアになり、これからのスケジュールを落ち着いて考えることができるので
「よしやろうか!」と良いスタートを切れます
②携帯を寝室に持ち込まない
今までも携帯のブルーライトは睡眠を妨げる・・・と知っていたのですが
つい持ち込んで返信したり、インプットの時間にしていました
しかし、今回脳内物質の働きを改めて勉強しなおすことができ
改めて“スマホを寝室に持ち込まない!”と決めました
今まではスマホが近くにあるだけで
「せっかくだから寝る前の時間に何か情報を得ないと」
と思っていたのができなくなりました
するとスマホを見ないだけで
脳が穏やかで一日をきちんと振り返ることができ
落ち着いて眠れ、何かが気になって起きるということがなくなりました
日が経るにつれ熟眠感が増し、寝起きもすっきりをいう日が格段に増えました
知っていたけれど危機感を持つ!ことと
決める!ということが大切だと実感しています
〇アセチルコリン仕事術
①寝室にメモ帳をおく
“創造性4B”=バー、ベッド・寝室、お風呂・トイレ、バス(乗り物)は
ウトウトまどろんでいる状態であり
シータ波がでやすくアセチルコリンが出やすく
アイデアが浮かびやすい状況であるということ
確かに経験したことがあり、ひらめいては「後でメモしよう!」と思い、
いざしようとしたら全く思い出せないことも多々ありました
私はアイデアを思いつくのは、圧倒的に寝る前が多く、
今までは思いついたらスマホのメモ機能にメモしていましたが、
スマホ持ち込まないと決めたので、
頭元にメモ帳とペンを置くようにしました
今回本を読んで、たくさんの脳内物質の仕事術がありどれも試したくなりましたが、
まず1個でも習慣化させることが大切だ!と思い
〇今の生活のルーチンに組み込めること
〇1つの仕事術をすることでもうひとつの仕事術ができる
(スマホを持ち込まない→頭元にメモ帳とペンを置く)という仕事術を選んでしています
読み始め前に目次に目を通すと、たくさんの仕事術がのっていて、
脳を最適化するにはこれだけしないとできないのか!?
と一瞬思いましたが、そんなことはなく
今の自分にとって必要な仕事術を選んで、
習慣化していくことを決めました。
その過程で、一番分からなかった自分の脳が
客観的に見えるようになると思うと楽しみです
そうすればきっと、脳が疲労することも減り、
「今日もできなかった」「今日もしんどかった」という日が減り
「今日も充実していた!」という日が増えると思います
この感情や気持ちは脳内でどんなことが起こっているからなるのか?
それを知るだけでも、自分が分からないと悩んでいる方の助けになります
この本はその基本書的な存在です