週明けを考える前に週末を振り返る。

 

為替は2230のPPIからはドル円買いと金銀売りで挑んだ。特に自分で考えた訳では無く某インフルエンサーに乗っかっただけ。金銀は適当に降りて買い転している。

個人的には金鉱株や鉱物株にもブルだがコモディティ自体も買い持ちしておこうかなと思ったのだ。

・・というか元々買ってたのを一旦外してドテンしてまた買い直したというのが正確なところだ。

 

金鉱株は持ったままだ。

 

 

株に関してだが金曜日のNYは株に関しては後半になって色々と沈んだ感じ。

金利と逆相関な部分が強く出た感があってまあドル円とも概ね逆相関なように見える。

ドル円も高値は重く株は結構売られたってところだったようだ。

 

引けに関して割りと強く売られてる気がする。

ダウもナスダックもSP500も20MAや25MAを割っていく動きとなっている。

 

指標が出て初動は金利上昇で来週にも最重要イベント目白押しとなるとここで買えないな・・というところだ。それどころか週末って事もあるし積極的に整理していく動きもあっただろう。

年末に向けて最後のイベントって事もあるし来週は最後の活発なマーケットってところになるのでしょう。

 

金利上昇を折り込み始めてる感が株や為替などあちらこちらに見える訳だが、債券が底値からそこそこ反発してるところを見てもHYG辺りが無風な事を考えても一過性位しかないんじゃないすかねって気はする。

 

個人的には米株は全体的には売りなんじゃないですかねってやっぱり思う。チャートも肝心のGAFAが全滅・。MSFTはそうでも無いが恐らく時間の問題。原油が下落してるせいでエネルギー株も弱い、しばらく元気だった半導体も恐らく高値は抜くほどじゃない。

ずっと強かったタンカー株なんかも墜落の兆候が見られる・・と反発する要素を感じないんですよね。ディフェンシブが積極的に買われるかと言われれば平時でもそんなに買われない株がこの局面で相場を支えるはずもなくってところでしょう。

 

米国株で感じてるところはこんなところです。

なので米株に関しては今のところ

ベアETF買い

債券ブルホールド

金鉱株ホールド 

指数系ベア買い積み

 

のようなイメージですね。

なんなら2018年型の年末下落もあり得るかも・・と思わなくもありません。

 

ちなみに米上場株としての新興国は中国以外を少し買いで見てます。

個人的には中国は衰退国の仲間入りだと見ていまして、中国関連でいえば消費者としてや製造業として中国を上手く利用してる他の国の会社の株の方が妙味あるんじゃないかと思いますね。

 

それと中国のお株を奪う形の国、インドと東南アジアでしょうかね。これらはドルの下落のメリットもあるのでそちらの方が旨味がありそうな気がします。

勿論中国以外全部と比べた相対的な話であって国力が逆転するといった話ではありません。

 

だからといって株の上げ下げはまた別次元の話なのですが。

 

正直日本株に感じてる印象はまるで違います。

日本株と米株はそもそも株主層やトレーダーの層がまるで違いますし。

個人的に見てる個別株のチャートを見た感じあまり崩れる兆候を感じないというか・・

勿論やたら上がった銘柄が墜落といった事は随時あります。

それでも積極的に安値を売り込まれるかと

 

大型株でも総合商社なんか高値圏です、大型株が小口の個人投資家に支えられてるなんて事も全くありません。

 

日本株はインデックス買いの資金なんて流入してないと思います。225に関しては世界で良く知られた日本を代表する企業の一つの任天堂なども入ってないし、中国企業かよ?みたいな経営のユニクロ辺りの指数寄与度が高かったりと完全に機能不全です。

 

米国に比べて時価総額なども小さい分個別の大型株は指数が下げても強かったりするのでどうでも良いかなって感じです。

 

グロースの小型株みたいにそもそも大して買われてない株なんかは崩れようが無いです。米国のようにインフレで生活がキツくなって金が無いから株を売る・・といった事があったとしても日本株のグロースにそういった需要は無いでしょう。

そもそもその層は株自体買ってないからです。

 

米国みたいな給付金があっても日本人は一部を除いて株を買わないでしょう。良くも悪くもそういった特性があります。そうやって買われた株はいずれ売られる訳なので上手いトレーダーに食われて逃げ遅れた人が塩漬け底値切りになるだけです。

 

それならいっそ全く買われずバブルなんてない方が良い。高値掴み塩漬けコンボさえ注意すれば致命傷を負いにくい日本の方がよっぽど安全です。

 

全体が上がらない事なんてどうでも良いです。金融緩和とはゾンビ企業延命政策でそれが日本なのですから。

クソ株やなんで上場してるんだ?といった金庫株みたいなどが散見されますがそういうものだと思って取り組めば良いのです。

 

 

特に商社株なんかバークシャーが買ってる程で配当も高めと盤石だと思うので株にそれ程興味が無いそうにもお勧めです。

個人的には5商社に加えて双日もホールドな感じです。

細かい事を言えば枚数調整位はたまにした方が良いかもと思う。

船3社も今のところは崩れる気配は無し。

5713の住友鉱山はVALEと同じようなイメージで見ててGOLDと中国が一斉に崩れたりしない限りは堅調っぽい。

 

堅調なリユース系・・個人的にはトレファクが良い。月次発表があるので長期で追いやすくもし崩れるとしても逃げ易い。バイセルも勢いのある時は買うが今は弱い。

 

半導体系はフェローテックやアドテックプラズマ、テクノクオーツなどか。大型株よりは小型が良い。

 

他には金融DXを始めとしたDX系や就職領域だとかTSM絡みだとかに注目な感じ。

地銀はTSM絡みの九州地盤系は少し注目してるが、巷で話題になってる程セクター全体は強くはならないと思ってる。

それよりは地銀DXの恩恵を受ける企業をチャートで選ぶのが良いかと思う。

 

エネルギー系はアースインフィニティなんかは良さげと思うが。

 

そんな感じで個別に注目すれば良いかなって感じはする。

 

長期だとしても指数買って脳死みたいなのに騙されちゃ駄目ですよ。

 

指数の欠点はクソ株の比率をある程度我慢しなければならない事ですから、少しだけ頭をつかってまともな株だけチョイスする事とあからさまな暴落だけは回避するようにしましょうね。