大阪プロレス15周年記念大会(2014.4.29)
【入場式】
新キャラクターを除く選手が全員出ての入場式。IMPで入場式やるのって珍しいかも。代表挨拶は初代えべっさん。「大阪プロレスは先日まで滅亡しかかってましたが・・・」って所には全員から突っ込みが…うん、笑えない。
【第1試合】K-ness.&串カツおやじ vs ナイトスクーパー・ヒロシ&キャラメルボーイ
新体制一発目に出てきた選手は新キャラクター、ナイトスクーパー・ヒロシ。”探偵ナ○トスクープ”がモチーフって事で入場曲はもちろんナイ○スクープのテーマ曲。
続いて登場したのはキャラメルボーイ。グ○コをモチーフとしてるだけあって当然このポーズ。
上記の二人に対抗するのはこれも新キャラクターである串カツおやじ。「ソースの二度付け禁止」のエプロンが目立つ大型選手…ってかポーズといい気合いの入れ方といい名古屋方面の人が頭の中でチラホラ…。
そして最後はDRAGONGATEから参戦したK-ness.(クネス)。みちのく時代にGammaと同日デビューだったりした縁で友情出演という形で登場。
キャラメルボーイは写真のインディアンデスロックのようにグ○コポーズで技を出すのが特徴。これ以外にもコーナーからの二ーアタックなどもこのポーズで出していました。
ちなみに、インディアンデスロックでは受け身を取れずに随分後頭部を痛がってました…
何故か帽子を被ったまま試合をしてクネスに取られそうになって必死に守っていたナイトスクーパー・ひろし(結局取られてたけど)
選手としてはドロップキック位しかやってなかったのであまりどういうタイプの選手かは分からなかったのですがレンズの柄を使って首を絞めたりとダーティーなファイトを見せていたりもしていました。
串カツおやじは体格通りパワーを活かしたファイトが特徴。更に対戦相手が喋れない事もあってか良く喋ってました。
てか、その旋回式のフェイスバスターは全く同じ技を名古屋方面の方が使ってましたよね(汗)
最後は「ソースの二度づけは禁止やで!!」と叫んでからの串カツボム(シットダウンボム)でヒロシから勝利。
まだ3人ともデビュー戦って事もありキャラ設定が固まってないからかかなり動きがギクシャクしてたのは仕方ないかな?
<○串カツおやじ&K-ness.(9分54秒 串カツボム~エビ固め)キャラメルボーイ●&ナイトスクーパー・ヒロシ>
【第2試合 新生大阪プロレスチャレンジマッチ1】原田大輔 vs タコヤキーダー
一年前、この場所で大阪プロレスに別れを告げNOAHへと旅立ったが原田大輔がGHC Jr.王座という大きなお土産を腰に一年ぶりに大阪プロレスに凱旋。対するは新生大阪プロレスのエースにならなければならないタコヤキーダー。ちなみにチャレンジマッチと銘は打たれてる物のタコヤキーダーの方が先輩ではあります。
試合はユニーク軍としてのタコヤキーダーのプロレスを展開するも原田は全く付き合わず…東京に行くと人は変わってしまうのね…
劣勢一方だったもののタコヤキーダーも得意の一撃必殺!、ダイビング・エルボーなど見せエルボー合戦でも原田と互角にやり合うなど意地を見せる。
しかし、NOAHのトップとなった原田大輔の牙城は熱くニーアッパー、牛殺し、ダイビング・エルボーと畳みかけこれをなんとかタコヤキーダーも返すがとどめの片山ジャーマンを決めた原田が貫録の勝利。
試合後、原田がマイクを持つと次回大会の参戦を直訴。更にタコヤキーダーとのタッグ結成を持ちかけ握手をしようと手を出す。これにタコヤキは一度原田の顔面を張るが強烈な張り手を返されダウン。
もう一度原田が手を出すと今度はタコヤキも手を出し握手。これでタッグ結成が決定。
<原田大輔(11分6秒 片山ジャーマンスープレックス・ホールド)タコヤキーダー>
2012年のドラゴンゲートを振り返ってみる~その4~
あけましておめでとうございます。
前回までで一年にあった事をざっと振り返ってみたんですけど今回は個人的なMVP、三賞、などを…
まずはMVP
【MVP】CIMA
まぁ、今年のMVPは文句なしでしょうね。
10年末の福岡でドリームゲートを獲得すると年明け一発目の後楽園でまさかのクーデターにあいBlood Warriorsを追放されてしまうがその後は望月成晃、ドン・フジイ、ドラゴン・キッドらと帰って来たベテラン軍を結成。ドリームゲートが行われなかった和歌山以外のビッグマッチでは全てメインを務めてドリームゲートを防衛。
「誰がCIMAの首を取るのか」というテーマの中、新世代の選手を次々撃破して気づけば一年間タイトルを保持し防衛回数も年末の福岡でそれまでが土井成樹が持っていた8回を更新して9回目を記録して来年はCIMAロワイヤルに変わる”エブリマンス・ドリームゲートタイトル”というの物を打ち出してきたので誰もCIMAを止められなければどんどん防衛回数および防衛期間も増えて行きますでしょうね。
当面の目標は土井成樹が持っていた防衛期間1年3カ月になってくるのかな?
しかし、5年前に首に重傷を負って長期欠場した際には引退説まで流れたのにあそこからの復活はホントにすごいよな…今年なんかは何度もCIMAのネクストが誰になるのかってだけがテーマだっただけにそのネクストになり得る人間を全員撃破してベルトも守って来たわけなので…今年誰が彼を止める事になるのか…。
CIMAの快進撃も凄かったけど今年の彼の活躍もホントに凄かった。
2月の後楽園でBlood Warriorsを追放されてしまうも同じく追放された斎藤了、神田裕之とともに3月大阪でトライアングルを奪取すると同時にリングネームをプロレス界でも恐らく最も長い「堀口元気H.A.Gee.Mee!!」3人でジミーズ入り。
そしてハイライトは5月のKING OF GATEでは涙の初優勝、更に奪取はならなかったもののドリームゲート初挑戦とホントに前半戦はMVP級の活躍を見せてました。
その後も今まではずっとバイプレヤー的なポジションだったけどジミーズではリーダー的な存在として頭部に匹敵するくらいの輝きぶりはホントに凄まじかったと思います。
【敢闘賞】ドラゴン・キッド
敢闘賞は敢えて彼に。今年の彼の印象は「試合とマイクの安定感が格段に上がった」と言う事。
今まではどっちかというと誰かの誰かの陰に隠れて「タツノオトシゴ」と言うよりかは「金魚のフン」(←おい)って感じで誰かにひっついてる印象が大きかったんですけど、5月にブレイブゲートを久しぶりに奪取するとマイクを持つ機会も格段に増えて行ったんですがそこにはかつてあれだけマイクでネタにされたドラゴン・キッドはどこにも無く自信満々にそれなりに的確なマイクアピールを行ってるキッドがいたのには驚かされました。36歳になって「永遠のピーターパン」もいよいよ大人になったのかな~?
気づけばブレイブのベルトも防衛回数6回で谷嵜、吉野と並んで2位タイ、防衛期間も8カ月弱で単独2位と比較的ベルトの移動の多いブレイブ戦線では絶対王者と言われたPACの次に並ぶ記録となって行ったわけでこれもCIMA同様誰が彼を止めるのかってのが2013年のテーマの一つになっていくのではないでしょうかね。
【技能賞】谷崎なおき
技能賞は彼かな…元々こうなったのは1月の後楽園で怪我をして欠場する事になった谷嵜なおきの代わりとして出てきたんだけど技もしぐさもそっくり過ぎてハマり役だったかな?って事で。
勿論、それだけじゃなくってそれがきっかけとしてポジションも一年でウナギ登りに上がって行きツインゲート、トライアングルゲートを戴冠してプロレス大賞新人賞でも橋本大地に続く次点と一気に次世代を担う人間になったな~。
体格もめぐまれてるしまだまだ若いのでチャンスはいくらでもあるはずなので2013年以降もすごい楽しみな選手です。
【ベストタッグ】ジミー・ススム&ジミー・カゲトラ
タッグに関しては様々な候補がいたんですけどやっぱり前半戦の流れを象徴する二人かな?
元々、JUNCTION THREE時代に戸澤、ハルクのツインゲートに敗れた事によって強制的に改名させられたこの二人だったんですけど、執念が実って3月の大阪で念願のツインゲートを獲得。更に堀口らが加わり5人のユニットに進化。更にZERO-ONEのタッグも取って一時期二冠王になったりとジミだけどホントに前半戦は彼らの為のシーズンだったんじゃないかな?って思うくらいの活躍っぷりでした。
ベルトを失ってからススムさんは初代のパートナーだったキャンディーとのタッグがクローズアップされる事が多くなったけどまた組んだりはするのかな?
というか、地味にススムさんはジミーズ内のメンバーとは斎藤了ともツインゲート獲得経験があるし神田さんとはメキシコ時代に現地でタッグの初代王者にもなった事があるのですが堀口さんとはかなりながいこと同じユニットにいたにも関わらず実はタッグの経験って殆ど無いんだよな。13年はこの二人のタッグも…あったりするのかな?
とまぁ、こんな感じで。あくまで個人的な独断と偏見なのでそこらへんの所よろしくお願いします。
2012年のドラゴンゲートを振り返ってみる~その3~
ようやく9月まで来ましたよ
【9月】
8日の京都KBSでGammaから予告のあったベテラン軍の新メンバーとして怪人ハブ男改めHUBが登場。これはかなり驚いたけどかなり嬉しかった。大阪プロレス時代から結構気になる選手ではあっただけに。
22日の新しくなった大田区体育館で行われたビッグマッチではCIMAがこの場で以前重傷を負わされた土井からドリームを防衛。更にキッドも外敵・政宗から防衛。ツインはモチフジが奪取。そして、タニザキの名をかけて行われたトライアングル戦ではMBが防衛に成功するとともに谷嵜なおきの名前を奪う事に成功。これにより以後谷嵜なおきは谷崎なおき命名の"Mr.キューキュー・豊中ドルフィン"と名乗ることに。
【10月】
21日には秋のビッグマッチ第2弾となるボディーメーカー第1競技場大会が開催。
ここではCIMAがドリームを吉野正人から防衛、キッドがブレイブをメキシコ遠征中から一時帰国したEita(小林瑛太)から防衛、ツインはモチフジがススム&神田から防衛するもトライアングルは新今宮フェスティバルトリオを結成したGamma、岸和田、HUBがブランキーイエローから王座奪取。
27日の岡山・倉敷山陽ハイツ大会ではしゃちほこBOYが突如として自己アピール。
試合前のマイクでドリームかブレイブに挑戦させろとアピールしキッドの持つブレイブへの挑戦が急遽決定。これには敗れてしまうものの試合後にW-1入り。
そして、9月のビッグマッチの際にGammaと神田の間で遺恨が発生した事が徐々にベテラン軍とジミーズの本格闘争に発展。春にジミーズに散々やられていたベテラン軍は主要ベルトを独占する事に成功すると30日の神戸サンボー大会でジミーズに対して年内にベルトを持っていなければユニットを解散しろと要求を突き付ける。
【11月】
2日の京都KBSホール大会では第3回KING OF チョップが開催され吉野正人が優勝する。ここでも谷崎なおきは決勝で敗れ3大会連続の準優勝。
17日・大阪ボディメーカー第2大会ではトライアングル戦が行われ土井吉しゃちが勝利ししゃちがデビュー12年目で感動の初戴冠。しかし、23日の佐賀・諸富ハートフル大会でマライサ注意にトライアングル王座を奪われ1週間天下に終わる。また、これによりジミーズがベルトを獲得したということでジミーズの解散は免れたかに思われたがベテラン軍の理不尽な要求としゃちの試合中の怪我による不本意な結果でのベルト獲得という事によるジミーズ解散の条件が「ジミーズが年内にベルトを保持していなければ解散」という事に変更になる。
また、多団体では新日本プロレスのヘビー級のタッグリーグ戦「WORLD TAG LEAGUE 2012」に望月成晃が永田裕志とのタッグ"ミスターアンチエイジングス E&W"として出場。ブロック1位タイとなるも勝敗の関係で決勝トーナメントには進出ならず。
更に28日にはCIMAがWAVEの興業「レイナ・デ・レイナス」に参戦。男・女・オカマというメキシコ名物の6人タッグマッチに出場。
【12月】
2日の名古屋国際会議場大会ではベテラン軍の助っ人として永田裕志が参戦。更に、誤爆をめぐって遺恨が生じていた問題龍とサイバーコングがシングルマッチ。これにサイバーが勝利し一度仲直りをしたかと思われたが…
20日の後楽園ホール大会では前回の後楽園大会で久々にドラゲー参戦を果たした菊タローがお笑いゲートを獲得。また、望月と問題龍の間で行われた敗者ケーキクラッシュマッチではips騒動を巻き起こしたのちタレントに転身した森口氏が登場し挙動不審な言動で会場をドン引きさせる。
23日に行われた福岡国際センターでのビッグマッチではCIMAが鷹木、ハルクとの間で行われた史上初めて3WAYで行われたドリームゲート戦を制しベルトを持っての越年。ブレイブはキッドがカゲトラを退け更にツインゲートはモチフジが谷崎&サイバーを退け防衛。なお、この試合後サイバーがMBから追放される。そして、ベルトを守らなければジミーズ解散となってしまうトライアングルゲート戦ではW-1最強トリオを退けなんとかベルトを死守し解散は回避した…かに思われたが試合後にベテラン軍が28日神戸でのトライアングル戦を要求。
そんな中で行われた28日神戸サンボーでの年内最終戦で行われたトライアングル戦でジミーズがベテラン軍の最強トリオCIMA、モチフジを破りベルトを防衛。これでジミーズの解散問題は決着し2012年シーズンも終了。
ちなみに、ドラゲー本体、ドラゲーNEXとは別のイベントとしてドラゴンゲート本社にあるドラゴンゲートアリーナでの試合を収録しそれをインターネットで全世界に発信するDRAGONGATE STUDIOの番組「PRIME ZONE」もこの月からスタートした。
そんな2012年終了時点での勢力図はこんな感じです
とりあえず箇条書きで大雑把に振り返ってみましたがこんな感じですかね?しかし、まさか二軍抗争が一年ももたずに終わってしまったのは残念だったな~…そしてそこからの動きの早い事早い事…ずっと見てても流れに追いつくのに結構大変な部分はありました。
感想としてはやっぱりドラゲーはCIMAが中心なんだな~…って事。今年は彼の後継者を探す旅ってテーマがあったような感じもしましたが結局今年は現れなかったってのが結論だったのかな…。
ただ、谷崎を始め新世代と呼ばれる人間も着実に成長を重ねて行ってるので来年はさらに差が詰まってくれればいいのですが…。
2012年のドラゴンゲートを振り返ってみる~その2~
その1に続いて5月から…
【5月】
5日には愛知県体育館でビッグマッチ。メインはCIMAvsサイバーのドリームゲート戦だったが世紀の大凡戦に…。そしてブレイブ戦では久しぶりにドラゴン・ラナを決めたキッドがリコシェを破って第2代以来のブレイブ王者に。更にトライアングル戦では土井吉PACが新王者に。
そして10日後楽園からは毎年恒例のKING OF GATEが開幕。
10日に渡る熱戦の末に19日のボディーメーカー第2競技場で決勝に上がったのは戸澤陽と堀口元気H.A.Gee.Mee!!。これに勝利した堀口が涙の初優勝を飾る。
なお、開幕戦の10日の後楽園では王座陥落した堀口・斎藤・神田に勝利した新井・クネス・シーサーが新王者となった土井吉PACへの挑戦権を手に入れたベテラン軍に横やりを入れるとCIMAが彼らを「窓際、ウインドウズ」と呼ぶがこれがのちに意外な展開に…。
また、18日の神戸サンボー大会では前月の同所でKOCに優勝してCIMAにメキシコ行きを直訴していた小林瑛太がCIMAから課された課題「スペイン語で1から100まで言う」を見事にクリアしてメキシコ行きの切符をゲット。
更に翌19日の大阪で行われたCIMAロワイヤルを何と問題龍が制してしまうもこれに対して堀口もCIMAへの挑戦を表明。
結局27日の佐賀・諸富大会において両者による次期挑戦者決定戦が行われる事となりこれに勝った堀口がCIMAへの挑戦権をゲット。
また、多団体ではPACが新日本のBEST OF SUPER Jr.に参戦。初戦でライガーを破ると予選を5勝3敗勝ち点10の1位タイで見事通過するも決勝トーナメントの準決勝で田口に完敗してしまった。
【6月】
まず5日の大阪・東成区民センターではDDTとの合同興業「帰って来たDDG」が開催。
また7日の後楽園ホールでは新井、クネス、シーサーに琴香、シーサーBOYを加えた5人がウインドウズとして正式にユニットとして発進。
ベテラン軍からトライアングルの挑戦権を奪ったもののメインで行われたトライアングルゲート戦には敗れ王座獲得ならず。
10日の札幌ではハルク&谷崎の道産子コンビがツインゲートを強奪するも翌17日の博多スターレーンで奪回される。
また同日には第2回KING OF チョップが開催されこれにジミー・カゲトラが優勝。
24日の神戸サンボーではワールドでのCIMAの対戦相手を決めるCIMAロワイヤルが開催。これに勝利した戸澤陽がワールドのメインに立つ事が決定。
30日の京都KBSでは欠場中だった谷嵜なおきが突如出現、ジミーズとコンタクトをとる。
【7月】
1日に行われた大阪・ボディーメーカー第2大会でジミーズがトライアングルに挑むが敗れてしまうものの前日に続いて谷嵜なおきが登場しジミーズ入りを直訴。最初は難色を示していたものの色々あって谷嵜のジミーズ入りが決定。
6日の後楽園ホール大会ではCIMAと戸澤&問題龍の間で「マスカラ・コントラ・パサポルテ」が行われCIMAがあっさり勝利し問題龍のマスク剥ぎに成功するもそのあと髪を切りだした事に難癖を付けた問題龍は未だにマスクを被ったまま…
22日には年間最大行事の神戸ワールド大会が開催。ここではドリーム、トライアングル、ブレイブが防衛。ツインが移動になる。
試合後、PACが呼びこまれるとこの日を持ってのDRAGONGATE卒業が発表される(後にWWEに入団を発表)。
【8月】
2日の後楽園ホールから夏の恒例"Summer Adventure Tag League"がスタート。なお、優勝チームにはPAC卒業の為に返上されたトライアングルゲートの新王者となる事に。
メインはツインゲート。更にこれに勝利したものがCIMAへの次期挑戦者となる事もあってタッグパートナー同士もぎくしゃくする展開となったがこれに勝利したYAMATOが次期挑戦権を獲得。更にこの日は空位になっていたお笑いゲートの王座決定戦が行われ新井健一郎が勝利しウインドウズに初めてのベルトをもたらす。
約2週間にわたり熱戦が行われたタッグリーグは19日の福岡で優勝決定戦が行われブランキーイエロー(戸澤、ハルク、谷崎)が南大阪最強トリオ(CIMA、Gamma、岸和田)を破りトライアングル新王者となる。
22日の後楽園のメインではYAMATOを相手にCIMAがドリームゲートを防衛。
また、Gammaと彼に一方的に抗争を振りかけていた問題龍が"ムシカ・コントラ・ムシカ"を行いこれに勝利したGammaが自身のテーマ曲を守るとともにテーマ曲が無かった問題龍にはベテラン軍作成のブーイングが贈られこれが問題龍のテーマ曲となる事に。
ちなみに8月終了時点での勢力図はこんな感じ。
9月以降は更にパート3に続く。
2012年のドラゴンゲートを振り返ってみる~その1~
今年のドラゴンゲートも無事に全日程を消化したって事で今年一年を振り返ってみた。
【1月】
もうみんな忘れてるかもしれないけど、今年の初めと言えばまだ去年からの二軍抗争が展開中でした。
19日の後楽園ホールで敗者ユニット脱落マッチが行われたわけですが、なんとそこでBlood WarriorsのリーダーだったCIMAがまさかの造反に遭いBWから追放される。更に2日後のKBSでも敗者ユニット脱落マッチが行われそこでは頭部の負傷を負っていたGammaが敗れ脱落。
谷嵜なおきが一発目の名古屋で負傷し代わりに19日の後楽園のトライアングル戦では谷嵜なおきそっくりの谷崎なおきが登場しこれがのちに波乱を呼ぶ事に。
ちなみに1月終了時点でのユニット勢力図はこんな感じ。
【2月】
1月19日の後楽園でCIMAへの造反があった事をきっかけに一気に敗者ユニット解散マッチが決定し9日の後楽園ホール大会で運命の一戦が行われ70分を超える大激戦の上Blood Warriorsが勝利しJUNCKTION THREEが解散する事に。しかし、勝利したBWからも対立が表面化していた堀口、斎藤が追放される。
26日の名古屋では神田もBWから追放されてこれをマライサが救出、更にCIMAらBWを追放された面々と望月らが結束する一方望月と鷹木、YAMATOが反発して離脱。新展開への下地が作られていく。
【3月】
1日の後楽園ホール大会で旧・BWが名称をMAD BLANKEYに変更、更にそこから一人だけ世代の違う土井成樹を追放。更にその日のメインではCIMAが高木三四郎、TAKAみちのくとトリオを結成しMBに勝利。
3日、4日には府立第二でCHAMPION GATEと称した大会を開催。ここでユニット勢力図に大きな変動が。
3日のセミではブレイブに敗れた土井がMBに襲撃を受けるもこれをドクターマッスルが救出。中身は吉野で土井との土井吉再結成。更にライバル関係だったPACとリコシェが和解しスワンとともに土井吉軍に合流。
メインでは勝利した堀口、斎了、神田がベテラン軍から離脱して以前から勧誘していたススム、カゲトラと合流しジミーズを結成。
4日のセミではジミーズを結成したススム、カゲトラが負ければリングネームを「ジミーA、ジミーB」に変更するという厳しい条件の中で戸澤、ハルクから勝利してツインゲートを奪取。更にメインではCIMAがPACから勝利しドリームゲートを防衛。
19日の神戸ではダークマッチに超神龍が乱入し試合をぶち壊すとMAD BLANKEY入り。一度はリングネームを”スーパー・エイロン”とするもセミでのフジイの発言を受けて問題龍に。
25日に行われた今年初のビッグマッチは初開催の和歌山・岩出市民総合体育館。
ここでは土井吉軍の名称が"WORLD-1 INTERNATIONAL"と発表される。大仁田厚が参戦して市川に勝利。
【4月】
19日の神戸サンボーで問題龍と富永千浩の間で「カベジェラ・アンド・ノンブレ・コントラ・ムシカ」が行われる。
これは富永が負ければリングネームを「ハゲ永千浩」に改名して髪も切られてしまい、問題龍が負ければ入場曲を奪われるというもの。
これに勝利したのは富永千浩で問題龍はテーマ曲剥奪。
更に鷹木、YAMATOが富永を勧誘すると富永は新キャラクター三代目超神龍を呼び出しこの4人で"暁-Akatsuki-"を結成。
そして同日には史上初開催となるチョップNo.1決定戦~KING OF チョップ~が開催。これに優勝したのは新人の小林瑛太。優勝した小林はCIMAの代わりにKING OF GATEに出場する事になるとともにCIMAへメキシコ行きを直訴。
この時点で大体のユニットの流れが固まる。というわけでこの時点での勢力図。
ちなみに、27日のZERO-ONEでジミーズのススム&カゲトラがNWAライトタッグを奪取して地味にツインゲートとの二冠王に輝く。
5月以降はその2へ続く・・・