春は旅立ちの季節です。

同時に、お別れの季節でもありますね。


とはいえ、大人になると、

あまり生活自体変わらなくなり、

大きなお別れもなくなるのですが・・・。


おやこヨガインストラクター養成講座で、

共に学んだSさんが、

アメリカへ旅立つことになりました。


Sさんとは養成講座2日目からの付き合いで、

けっこう、つるんでいました。

講座中は何かとメールでやりとりして、

私のほうが年上なのに、

マイペースな私を引っ張ってくれました。

その縁で12期の方たちの練習にも

11期の私が参加させてもらって、

人見知りをしてしまう私が、思いがけず

12期の方たちと仲良くなれました。

そのメンバーもYさんは京都へ。

そしてSさんはアメリカへ。


アメリカ行きの話は、

Sさん本人から聞きました。

うそ~!

本当に?

寂しい~!

悲しい~!

行かないで~!

と、とっさに思ったのですが、

ぐっとこらえて、励ましの言葉を送りました。


今まで会う機会はあったし、

誘ってもらっていたのですが、

いつでも会える近い距離だから、

という安心感があったのかもしれません。


いや~しかし。

Yさんのときも思ったのですが、

電子メールがある時代で良かったですよ。

国際郵便書くのって、大変ですから。


アメリカは日本よりも治安が悪いので、

それだけが心配です。

なんていうと、年寄りくさいかな?


とにかく、体だけは元気で無事に

日本に笑顔で帰ってきてくれることを

千葉の空から願っています。





褒められると背中に翼が生えます。

卑しめられると、足にバネが付きます。


それが翼であろうと、バネであろうと、

いざとなったら空をも飛ぶことが出来ます。


だから貶された経験だって、

惨めな記憶だって、

その気になれば、

パワーになるのです。


今はまだ飛ぶタイミングを

計っているところです。

どうせ飛ぶなら高く行きたいものですね。

神谷先生の言うように、

確かに「褒める」

というのは子供に限らず、

大人をもやる気にさせて、

実力以上のものを引き出す

大切な要素ですよね。


でも、大人になるとどうしても、

「褒めて」もらうことが少なくなります。

子供でも「褒めて」もらうことが

とても少ない子がいます。


私は人に実力以上のパワーを

与えるものとして、「悔しさ」が

あると思います。


私の場合、褒められると

背中に翼の生えたような、

心も体も重力から解放されたような

とても充実した気持ちになって、

疲れを忘れるぐらい、

やる気がどんどん出てきます。


人生が嫌になるぐらいの

惨めな思いを味わうと、

「なにくそ!今に見てろよ!」

と頑張ります。悔しさをバネにして、

見返してやろうという気持ちが、

メラメラと燃えてきます。



若い頃は「褒められたい」

今は「喜んでもらいたい」

若い頃は、口で言い負かしたい。

今は悔しさをバネにして、

いつか見返してやりたい、


良きも悪きも『翼』と『バネ』は私の原動力です。


人生がただただ幸せなだけだったら、

私はそこに留まったまま、

動かず何もしないでしょう。

だから、逆境こそ、私の背中に鞭を打つ、

大切な人生のスパイスかもしれません。