大学のサークルなどで演出をどのように決めるかは、その団体によって異なることでしょう。
ここで偉人の名言なんか引用すると知的な文章になりますね!もちろんGoogle先生に聞きましたよ^^;哲学者アリストテレスの名言だそうです。
我が劇団では、年間予定に組み込まれた公演の演出は団員の中から立候補・推薦を募り、その後選挙によって決められます。
自分は立候補して演出となりました。一年生ではじめて演劇に携わってから演出に興味を持ったからです。
得てして演出になった僕は、もともと演出をやりたいと考えていたために、やる気や準備は万端の状態で演出を始めることができたと思います。
しかしながら、演出を押し付けられたり、希望者が居ないために仕方なく演出をしなくてはならない状況になることあるでしょう。
どうしても責任ある立場ですから、演出をすることになった際にやる気や準備が整っていないととても大変だと思います。
今回はそんな人のために「演出になったら」、自分が演出になるにあたってしていた準備や心構えを紹介しようと思います✨
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①ハウツー本を読む
初めて演出をするにあたって、右も左もわからない人が大半でしょう。何をしたら良いのか、何を注意するのか、そもそも演出とは何か、そういった様々な疑問が生まれてくることだと思います。
自分は何度か演劇に関わったことはあるけど、演出が何をするのか、実際詳細には分からない! そんな人が沢山いることだと思います。
そんな時に役に立つのが舞台演出に関するハウツー本です。僕はこれらを読むことで、たくさんの知識を得ましたし、演出への心得が出来ました。
本を読むことで、きっと疑問の多くが解消することだと思います!
📚 フランク・ハウザー&ラッセル・ライシ著『演出についての覚え書き: 舞台に生命を吹き込むために』フィルムアート社刊 📚
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超おすすめな舞台演出のハウツー本です。
ちゃんと日本語の本なので安心してください!
この本の良いところは、1ページごとに標語が大きく掲げられていていて、下にその説明があり、たったそれだけで構成されているという点にあります。
演劇に関する書籍の多くは、細かい文字が沢山書かれているのが一般的です。でもそんなの読んでたって正直内容が頭に入って来るかと言われると、入ってくる情報は極僅かではないでしょうか?
何が大切なのか、何が重要なのか、そんなの演出をしたことのない私たちには一切分かりません。
ですがこの本は、ひとつひとつの掲げられた標語こそが大切なこと、重要なことだとすぐに理解できます。そしてその説明を読めば、演出としてどのように立ち振る舞うといいのかが分かるはずです。
②先輩の話を聞く
一番重要なのは演出経験者の人の話を聞くのが一番だと思います。特に、自分が所属している劇団の演出経験者の話を聞きに行くことです。
劇団それぞれで演出のスタイルや仕組みには大きな違いがあることだと思います。
例えば、うちの劇団では演出の他に責任のある役職が2つから3つあり(カンパニーごとに異なる)、
それぞれの役職の権限が平等な場合や、演出が全体のトップに立っている場合etc.
これらのパワーバランスもカンパニーによってカラーが左右されます。
※「パワーバランス」に関してはまた今度書きますね。
※ 自分は演出が全体のトップに立っている方式を採用しました。
でもこれを読んでいる方の中には全然演出の仕組みが違う!って思っている人もいると思います。
ハウツー本では補完できないようなそういった劇団ごとの風潮を知るには先代たちの話はとても貴重なものばかりです。
ひとつ前の投稿を読んだら分かるように、僕は先輩に沢山のアドバイスを頂きました。
演出として実務が始まる前に3人の先輩に、始まってからはあともう2人の先輩にお話が聞けたからこそ、僕は安心して演出ができたと思っています。
③目標を立てる
何かを始めるときって、目標がやっぱり必要だと思います。
昔の人も
「人間は、目標を追い求める動物である。
目標に到達しようと努力することによってのみ、
人生が意味あるものとなる。」
目標に到達しようと努力することによってのみ、
人生が意味あるものとなる。」
なんて言ってます。
でも本当にその目標追求って大事です。自分が演出をする上でのひとつの指針になりますし、演出をしたことに意味を見出せると思います。
舞台の演出をするって、短くても一ヶ月以上はかかるはずで、そんなときにどうしても自分の演出の在り方って最初とは全然違うものになるんです。
漠然とした理想はどうしても理想のままで、やりたいと思っていたこともなかなか難しいし、憧れていた演出像に自分が近づけたかなんて分からないし。
でも目標があるだけで、それを「言語化」して自分の胸にしまっておくだけで、自分がその道から外れたらそれに気づけるし、早い段階で反省できるんですよね。
理想も、やりたいことも、憧れも全て目標と言い換えることもできますけど、言葉にしないとモヤモヤしたものになってしまうから、それらを「言語化」することによって初めて目標になると思います。
演出をするにしても、何をするにしても、言葉にして自分の目標を立てられると良いなって思います。
ちなみに自分が演出するときに掲げた目標は、
・作品に統一感を持たせること、それを達成するために一切の努力を惜しまないこと。
・キャストが楽しく舞台に立てるように工夫を凝らし、稽古を余念無く準備すること。
④演出ノートを作る
これは思い出づくりも兼ねて作ってみると良きだと思います!というのが半分、もう半分は演出ノートがあることで確実に作業効率が上がります!
これひとつあるだけで、扱う物語についての考察も書けるし、衣装さんや美術さんへの参考イメージも描けるし、オーディションや稽古のときのキャストの評価もメモできるし、とても便利です。
僕は高校の時に行ったカナダで一目惚れして購入してから、なんだかもったいなくて使えなかったノートをここに来て使いました👏
ちょっと洒落てないですか?
こういった文房具ってデザインが良いだけでテンション上がりますよね。
重要なのはひとつのノートを使うことです!
書いたメモがいろんなノートに散らばっちゃうと、何を見たらいいのか混乱しますし、いざという時家に置いてきちゃったらメモの意味ないですから👍
◆
本日は以上になります!
今回は仕事面以外の演出になってからすぐできる準備についてお話ししました。
参考になったら幸いです!
仕事は準備が肝心です!
準備不足のままに場当たり的に臨んでも何も生まれませんから、コツコツと準備して、演出をしてもらえたらと思います🙆♂️
それではまた!
追伸
最近寒くなって来ましたね🍃
上着を羽織ってしっかりあったかくしてから外出しましょうね!

