先日、レコードプレーヤーを中古品のレストアバージョンアップしたものを購入。費用かかったけど昔聴いていたレコードが案外と良い音、雰囲気で鳴ってくれるのが、有り難い。当然、機械的なスペックはCDのほうが優位なのもあるけど、不思議とレコードの方が心地良い場合も。また、CD以上に気を遣わないとならない面もあり、学生時代にアナログを少しでも良い音で聴きたいと廉価な機器で悪戦苦闘していた頃の、一種の健気さも思い出す。ただレコードの盤面が思っていた以上に汚れているらしく、数分でレコード針部分に埃等が付着して高音が濁った音にもなる。また電源入れて直ぐだと音量の左右差もあるみたいで慣らし運転も必要だったりもする。ま、これから時間みつけて末長く楽しみ直すところかな。
ついでに書籍の整理もしていて、殆ど読んでいなかったものを中古本屋にでも持参しようとしたけど、これが毎度なかなか踏ん切りがつかずに苦労している。今回もそんな本があって、「薔薇の名前」というもの。上下巻合わせて700ページもあるのでそれだけでもめげてしまい、結局最初の数十ページ読んだだけ。またトライすべきか、とりあえずはウィキペディアでちょいと概要をさらい、本の目次に目を通してみる。中世ヨーロッパやキリストのことを知っていると面白いのかもしれない。途中挫折は目に見えているけど、再トライしてみるか。