昨年の12月、私はインフルエンザに罹患して高熱を出しました。インフルにかかったのは数十年ぶりで、母も肺炎になり入院するほどの大変な時期でした。それでも当時の私は、その出来事に特別な意味を見いだすことはなく、「ただの風邪だったのだろう」と思っていました。
ところが、その約3カ月後、たった一日だけ再び高熱が出たのです。夜のうちに38度を超え、「え、またインフル?」と驚きました。しかし薬を飲む気にはなれず、熱が上がりきるのを待とうと思い、そのまま眠りました。ですが、翌朝になると熱はすっかり下がり、咳もくしゃみもなく、まるで何事もなかったかのように体調は戻っていました。母はその間、熱が出ることもなく普通に過ごしていました。
そこで私はふと、「何かがおかしい」と感じたのです。
医学的な判断は専門家に任せるとして、私はこの出来事の“象徴的な意味”を知りたくなり、スピリチュアルの解釈を調べてみました。すると、興味深い考え方に出会いました。
スピリチュアルの世界では、熱は「不要なエネルギーを燃やす火」として語られることがあるようです。過去のストレスや抑えていた感情、古い価値観や思い込みを手放すタイミングで、身体が強制的にリセットをかけるという考え方です。
また、精神的な成長や環境の変化によってエネルギーの状態が変わると、身体が調整のために熱を出すという見方もあるようで、スピリチュアル界隈では「アセンション症状」と呼ばれることもあるそうです。昔、この言葉をよく耳にした記憶があり、どこか懐かしさを感じます。
この視点で見ると、私の出来事は二段階の流れに見えてきます。まずインフルエンザで大きな浄化が起こり、その数カ月後に出た単発の高熱が“残ったものの最終調整”だったのではないか、という解釈です。人生の方向性が変わる前や価値観が大きく動く前に身体が反応することがあると言われることもあり、私は妙に納得してしまいました。
波動が上がるという表現は、科学的な波動とは異なり、その人が放つ雰囲気や心の状態を比喩的に示す言葉として使われることが多いようです。意識の状態が整うと、不安や恐れが減ったり、自分を責める癖が弱まったり、気持ちが前向きになったり、直感が冴えたりすることがあると言われています。こうした変化を“波動が上がる”と表現するのだそうです。
私はこの解釈を知って、ただの高熱だと思っていた出来事が、実は自分の内面の変化を象徴していたのかもしれないと感じました。とても興味深い視点だと思います。実際、私の生活は今、大きな変化を迎えています。
面白い体験をしたお話でした。
み