3月18日から
新宿バルト9にて上映開始されました。
私の卒業プロジェクト第3期
「あしたのわたしへ」


出演者はプロアマ問わず、

全てオーディションで選出。

今年は昨年の362名の倍以上となる

741名がオーディションに参加

22名が選出され、3回のワークショップを経て

7名のメインキャストが決定しました。


メインは7人の高校生。
父親が議員で、
父の勧めでラジオパーソナリティ

をしている女子高生、岸菜穂子。


半年前、

父親の早期リタイヤで伊東に来た転校生、

清水洋輝。


ダンサーを夢見て状況を企てる女子高生、

里見おと。

両親がおらず祖母の介護をしている

不登校の男子高校生、萩原隆。

父が病床に倒れ、

干物屋を継ぐ決意をした跡取り息子、山岡翔太。

東京の美大に進学が決まるが、

翔太に突然別れを告げられた、角野朱莉。


翔太と家族ぐるみの付き合いである、

漁師の娘、稲本舞。


主役となる7人の高校生たちによって、

青春群像ストーリーが展開していく。
ラストは、それぞれの物語がラジオを通じて

重なっていく感動の結末となっている。


思い返してみると、

9月ごろからオーディションが始まり、

半年程このメンバーで作品に向き合い続けることができました。


「わからないことは悪いことじゃない」


作品を通じて、今、世の中に

なにを発信したいのか、

それを明確に持って、挑んだ作品でした。


みてくれた方々の温かい感想をsnsで読んで、

伝えることができたんだと少しホッとしています。



僕も何度も使わせていただいている

新宿バルト9さんで上映をさせていただいて、

とても嬉しかったです。

フロア全てが「あしたのわたしへ」になっているのをみて、

とても感慨深いものがありました。


若手俳優×オリジナルストーリーというビジネスの側面からみたら非常に厳しい作品ですが、

プロデューサー兼監督の高石さんをはじめ、

花田さん、他沢山の方々の力があって上映することができた作品です。


初日、2日目の舞台挨拶も含め、

ご覧になられた皆様

本当にありがとうございました。



沢山の方の力があって映画は成り立っていると改めて感じることができました。


私の卒業プロジェクトに対して思うこと


私の卒業プロジェクトとは、

1、若手を育成する場を作ること 

主要メディアたるテレビ視聴者が高齢化。

目下、テレビ局は視聴率を獲得すべく、

 30代以上の大人をターゲットとした番組作りが主目的です。

そこで、10代〜20代の若者たちが活躍できる場所を、

 若者が集うネット媒体中心に作る目的で、

本作はスタートしました。

 

2、地域活性化につながるアプローチをする 

ロケ誘致に積極的な地域と連携し、

ロケ地を観光地化する取り組みを行います。

 地元メディアや公共団体での告知に協力し、

ロケ地マップの作成に全面協力。 

地域活性の一助となるよう取り組んでいます。

 

3、アジア圏での国際交流コンテンツとして制作する 

「卒業」は世界各国共通のイベントであり、

優良なコンテンツです。

今後はアジア圏で本作の普及に努め、

共同制作に向けた取り組みを加速化し、

これから活躍が期待されるする若手(人)と、

制服や装飾品等をはじめとした 美術品(モノ)の

交流の場を作りたいと考えています。


1.「若手を育成する場を作ること」

オーディションを経て選出された22名。

その後4時間程のワークショップを4、5回行いました。

作品に向き合う姿勢、脚本の読み方、いわゆる基礎から応用までまとめて受けさせてもらった感じでした。

今回、この経験がとても大きいと思います。

本来、プロとしてやる以上必要不可欠なことですが、

そこを飛ばして、現場に参加する若手俳優が多くいるのが現状です。

今回学べた事はこれからの俳優人生において

とても重要な事で、

卒業に参加できて本当に良かったと思います。


ワークショップの様子はこちらから↓

ドキュメント私の卒業

「Road to Gradetion-もう一つの物語」



2.「地域活性化につながるアプローチをする」

今回の舞台は静岡県伊東市。



豊かな自然。美味しい食べ物。温かい人達。

素敵な街でした。

劇中でも登場してくる、東海館、キネマ通り商店街、みかん農園泰山園、FMなぎさステーション、是非伊東市を巡ってみてください。

僕たちの日々を感じれる街です。

いつまで経っても伊東市を訪れると卒業の日々を思い出すことになるとおもいます。



隆とおと、佐伯が働いている泰山園さん


みかん絞りジュースも絶品です。

とてもお世話になりました。

皆さま是非行ってみてください。



3.「アジア圏での国際交流コンテンツとして制作する」

今回私の卒業は台湾での制作も行っています。

ネットが世界中で繋がって、Netflix、amazonなど、世界のドラマ、映画が簡単に見れるようになった現代において、日本のエンタメで戦おうとしている姿勢に心強さと尊敬の念を抱きます。

そんな方々と作品を作ることができ、

幸せでした。

台湾版も楽しみです。




観光PRチームB

オレンジビーチにて

綺麗でした。


みんなで花火を見た帰り。

いい笑顔


クランクアップ

プロデューサー兼監督の高石さんと


けんけんの誕生日。

撮影後みんな疲れている中、

全員集まって祝いました。








第3期で私の卒業に関わることができて
幸せでした。
ここからの卒業生が活躍して、この企画に還元していく未来を作っていきたいです。

ビジネス的な側面からみたら難しい企画。
でも、若手が育たないとその業界が盛り上がる事は確実に無いと思います。
高石プロデューサーが言っていた、映像の世界に還元していきたいという言葉に胸が熱くなりました。
その想いに応えられるように。

この世界で活躍出来る人は本当に一握りで、
とても難しい、困難な道だと思います。
先のことがわからなすぎて、不安になったり
疲れたり、辞めようかと立ち止まったりしてしまうこともあるけど、それでも
「わからないことは楽しんでいこう」
「前を向いて進んでいこう」
「あしたのわたしへ」から教わった気持ちを
忘れずにこれからも進んでいこうと思います。
僕が今回「私の卒業」に関われたように、
進んでいたら手を差し伸べてくれる人達に絶対
出会えると思うから、みんなで進んでいこう。

「私の卒業」の卒業生という肩書きを背負って、
これからも精進していきたいと思います。

みんな卒業おめでとう!
これからこの業界をみんなで盛り上げていこう。
本当にありがとうございました。
またどこかで。

新宿バルト9にて1週間限定上映中です。
これから沢山広げられるように、
沢山観てもらえるとうれしいです。

あしたのわたしへ
素敵な未来になりますように。


チケットはこちらから↓