宮崎県にある学習塾です。
高校3年生の葛藤毎年6月くらいから高校3年生は受験に対して「勉強しなきゃ!」とエンジンがかかるようになってくる。そこで必ず起きる初歩的な問題がある。この問題を明快に処理できないと未来の合格が不合格に変わる。そう、本来ならば合格する未来が待っていたにもかかわらず不合格の未来を自ら招く結果となるのだ。この問題とは?それは学校と塾と、どちらの課題を優先するかということである。ここで最初に言っておきたい。学校は公教育的要素が強いので、あなたのお子さんの学力に合わせて毎日の課題を出しているわけではない、ということ。学校は集団授業で運営している指導形態なので、さまざまな学力の生徒がいても同一の課題を出さざるを得ないということ。これは皆さんが想像するよりも受験合格ということを中心に考え直すと非常に危険なことだと言わざるを得ない。なぜならば高校3年生の6月とは来年1月のセンター試験まであと7ヵ月しかないという切羽詰まった時期だからだ。無駄な時間に貴重な学習時間を費やすわけにはいかない。学校の課題を優先するということは本当にその生徒にとってベストかどうかと問われれば私なら「そうではない」と言い切れる。個別指導をする学習塾の立場から言わせてもらえば、生徒1人ひとりの学力も志望校もいろいろなわけだから、当然それらに対応するためにはいろいろな指導が必要となるのだ。今まで27年間以上ずっと宮崎で高校3年生の「1年間」を見てきても、学校の課題中心にうまくいく生徒は限られていると自信をもって言える。その上手くいく生徒とは6月の時点ですでに全国模試で合格判定がBかAの生徒である。こういった生徒ならほぼ大丈夫。しかしながら、E判定やD判定の生徒は学校の課題中心の考えからいったん離れて、今一番自分にとって何が必要かを考える時間を持ってほしいと思う。その答えに素直になってほしいと思う。2017年一木塾長ブログからでした。:::::::::::::::::::::::::::株式会社 北斗塾http://hokutojuku.com/info/:::::::::::::::::::::::::::